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【ドラマ「黄金の刻」で話題!】SEIKO(セイコー)時計の魅力とは?“服部金太郎”限定モデルも


3月30日(土)に放送されたテレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻 〜服部金太郎物語〜」。主人公“服部金太郎”に扮する西島秀俊さんやその妻の“まん”役の松嶋菜々子さんら豪華俳優陣でも注目を集めた同ドラマでは、服部時計店を源流にもつ日本を代表するマニュファクチュール、SEIKO(セイコー)の歩みや歴史が描き出されていた。そこで本記事では、セイコーの主要ブランドやおすすめモデルを紹介しつつ、その魅力を紐解いていく。

1913年には国産初の腕時計“ローレル”を発表し、以来国内の時計業界を牽引し続けるセイコー。独立ブランドのグランドセイコー 、クレドールを除き、2024年3月末現在9つのブランドが存在する。そのなかでも人気が高い“プロスペックス”、“プレザージュ”、“アストロン”は、それぞれ違うコンセプトを掲げながら国内外で支持を集めている。そんな3ブランドのおすすめモデルを順に見ていこう。

 

【セイコー人気ブランドの売れ筋時計!“服部金太郎”限定モデルも】


●プロスペックス(PROSPEX)

ダイビングやトレッキングなど、スポーツ、アウトドアシーンに対応する本格機能を備えたブランドなかでもダイバーズウオッチは、世界初のクォーツ式飽和潜水仕様や世界初のチタン製ケース採用の飽和潜水仕様のモデルを発表するなど“世界初”を連発。近年はCMで大谷翔平選手が着用したモデルもあり、ますます注目を集め続けている。

【プロスペックス:おすすめモデル】
ダイバースキューバ/Ref.SBEJ009

■SS(42mm径)。200m防水。自動巻き(Cal.6R54)。20万9000円

プロスペックス初となる機械式GMT搭載モデルで、CMで大谷翔平選手が着用したモデルとしても抜群の知名度を誇る。プロフェッショナルダイバーのデザインを受け継ぎつつ、72時間のロングパワーリザーブとGMT機能を搭載して強力にブラッシュアップ。ケースエッジやブレスレットなどポリッシュの美しさもハイレベルで、深みのあるグリーンのトーンとセラミックによる光沢感あるベゼルが上質な印象を与えてくれる。クラシカルなテイストを残しながら、機能的には確実に進化した点が人気の理由だろう。


●プレザージュ(PRESAGE)

日本の伝統技術を盛り込み、世界に向けて日本の美意識を発信するブランド100年を超える機械式時計開発の歴史をもつ、セイコーの機械式ムーヴメントが気軽に楽しめるラインとして人気を博す。文字盤にいにしえより伝わる紋様や伝統工芸を取り入れるなど、匠の技と同社のもてる技術を融合した作品は世界中の愛好家から高い支持を集めている。

【プレザージュ:おすすめモデル】
SEIKOブランド100周年記念 “服部金太郎 限定モデル”/Ref.SART001

■SS(35mm径)。5気圧防水。自動巻き(cal.6R5H)。世界限定1000本。25万3000円

1923年に発生した関東大震災で一度は焼失した工場“精工舎”から復興後の初の新製品として1924年に誕生し、初めてSEIKO”の名を冠した腕時計にオマージュを捧げた限定モデル。文字盤はオリジナルモデルにも使われている琺瑯(ほうろう)が採用され、艶やかな光沢と温かみのある質感を持ち、色褪せない美しさを保ち続ける。ノスタルジックな針の形状や、たっぷり墨を含ませた筆で描いたようなアラビア数字、大きくて薄いリューズにはオリジナルのデザインが色濃く反映されている。また、“SEIKO”のロゴも当時の書体が復刻されておりアンティークの趣も味わえる。


●アストロン(ASTRON)

1969年にセイコーが世界に先駆けて発売した、クォーツ時計“クオーツ アストロン”から名を受け継ぐブランド。世界中どこにいても正確な時間を刻むことをミッションに開発されており、海外出張の多いビジネスパーソンや、タイトな時間管理が必要な人の最高のパートナーになってくれる。

【アストロン:おすすめモデル】
ネクスター/Ref.SBXD013

■TI(41.2×48.6mmサイズ)。10気圧防水。GPSソーラー(Cal.3X62)。23万1000円

エッジの効いた大胆な造形が目を引く、オリジナルのDNAを継承した次世代モデル。新開発のGPSソーラームーヴメントを搭載し、GPS衛星からの自動時刻受信機能“スーパースマートセンサー”によって実用性がアップ。多角形ベゼルの純チタンケースを採用したソリッドなルックスは、ダイナミックで抜群の存在感を放っている。文字盤も複雑なパターンを採用することで力強いイメージだ。8時位置のマルチインジケーターには、機内モードや充電量など様々な情報を表示可能で、機能性の高さが高評価された。トレンドの多角形ベゼルと水晶パターンの文字盤を合わせることで、質感の高いデザインに昇華されている。フルチタンならではの軽さにも注目したい。


同じセイコー製でも、それぞれのブランドがもつ時計のデザインやコンセプトは様々で、それぞれが異なる表情を見せる。1881年に創設された服部時計店の創業者、服部金太郎の遺伝子を受け継ぎつつ時代に応じて進化を続けるセイコーの時計作りに今後も注目だ。

 

【問い合わせ先】
セイコーウオッチお客様相談室
TEL.0120-061-012

 

文◎Watch LIFE NEWS編集部

 

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