時計メーカーと様々なジャンルの企業が共同で製作される“コラボモデル”。これまでは自動車メーカー、有名デザイナーなどとタッグを組んで製作されるのが一般的だったが、近年は映画やアニメーションなどの映像作品や、そこに登場するキャラクターをモチーフにしたモデルが増加。コラボ対象が多様化したこともあり、一分野を築いている。
異なる分野のクリエイティブな力が結びつくコラボモデルは、ユニークなデザインや機能など、新たな要素を盛り込むことで、相乗的に魅力が高められているのが最大の魅力。パッケージやノベルティーグッズなど、時計本体以外の付加価値にも力を入れているのも見逃せないポイントだ。
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今回は、時計界で急激にラインナップを増やしているコラボウオッチに注目し、おすすめのモデルを紹介していく。
BIOCERAMIC MOONSWATCH(バイオセラミック ムーンスウォッチ)
MISSION TO THE MOON
2022年に第1弾が発表され、世界中で大人気商品となったスウォッチとオメガによる“ムーンスウォッチ コレクション”。 非対称のケースや“ドットオーバー90”を備えた有名なタキメータースケールなど、“オメガ スピードマスター ムーンウォッチ”のデザインを踏襲しつつ、バイオセラミック(3分の2がセラミック、3分の1がヒマシ油を原料にした素材)を採用したケースにより、スウォッチらしいカジュアル感と軽快さを表現している。
文字盤とリューズに“OMEGA × SWATCH”のジョイントロゴを備えており、裏ブタの電池カバーには月が描かれている。
【問い合わせ先】
スウォッチ コール
TEL.0570-004-007
UNDONE(アンダーン)
ビットキティ
ハローキティの生誕50周年を記念したハローキティとアンダーンのコラボ第4弾。文字盤やベゼル、針にはピクセルアートのドットデザインを採用。特徴的なアイテムであるミルクや、ハローキティの体重とされるリンゴ3個も立体的にかたどられ、特別感を演出している。
ビットキティの背面ガラスには200本限定を示すシリアルナンバーを記載。シースルーバックのガラス面にハローキティの顔をデザインして、生誕50周年の記念モデルらしい特別感を加えている。
【問い合わせ先】
アンダーン・ジャパン
TEL.03-5774-1447
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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