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1892年にアメリカのペンシルバニア州ランカスターで創業し、130年以上に渡って高精度な時計を作り続けているハミルトン。同社はアメリカの鉄道黎明期に鉄道時計として発展し、その後は軍の兵士、パイロット、ハリウッドスターの腕元を飾ってきた輝かしい歴史をもつ。
現在は “カーキ”、 “ベンチュラ”、 “アメリカンクラシック”、 “ジャズマスター”という大きく四つのカテゴリーでコレクションを展開しており、 そのなかでも人気を集めているのが“カーキ”シリーズだ。
アメリカ軍のオフィシャルウオッチサプライヤーとして信頼性の高いミリタリーウオッチを納入してきたハミルトンの歴史を象徴するコレクションであり、1940年代〜70年代にアメリカ軍に納入していた軍用時計をルーツとするデザインが“カーキ”シリーズの特徴となっている。
今回は、ミリタリーウオッチを象徴するモデルである“カーキ”シリーズから、往年のモデルをベースにした復刻モデルと、その進化形モデルを紹介していく。
【復刻モデル01:定番の人気モデル“カーキ フィールド メカ”】
カーキ フィールド メカ
1960年代のベトナム戦争期に当時のミルスペック準拠で製造されたモデルの復刻版。程よいサイズの艶消しステンレスケースにシンプルな3針表示ダイアルを合わせ、非常に視認性の良いデザインに仕上げられている
右が1960年代に製造されたオリジナルの軍用時計“GG-W-113 カーキ フィールド”で、左が復刻モデルの“カーキ フィールド メカ”。オリジナルはMIL-W-3818Bの仕様に基づき製造され、ベトナム戦争以降、米軍で広く採用された軍用時計。後年に採用される使い捨てタイプの軍用時計が普及する以前のもので、防塵、防水に優れたつや消しのステンレススチールケースが特徴だ。
オリジナルモデルの佇まいやデザインがかなり忠実に再現されているのがわかる。ケースサイズが34mmから38mmにサイズアップしているが、現行のメンズウオッチとして絶妙にバランスの良いサイズ感と言えるだろう。復刻モデルは80時間パワーリザーブ、5気圧防水を備えているので、ヴィンテージテイストを楽しみつつ、実用時計としてハードユースできる。
【復刻モデル02:“カーキ パイロット パイオニア メカ クロノグラフ”】
カーキ パイロット パイオニア メカ クロノグラフ
1970年代に英国空軍(RAF)のパイロットのためにハミルトンが製造したモデルを忠実に復刻したモデル。横に並べられた二つのサブダイアル(分積算計と秒表示)、リューズを保護するために右側を厚くしたケースなど、往年の軍用クロノグラフの雰囲気が再現されている。褪色した質感を表現したオールドラジウムカラーのスーパールミノバ夜光を採用。ヴィンテージな雰囲気を強調しつつ、暗所での視認性をしっかり確保している。
右が1965年から76年にかけて英国空軍(RAF)のパイロットのために製造されたオリジナルの軍用クロノグラフで、左が復刻モデルの“カーキ パイロット パイオニア メカ クロノグラフ”。オリジナルはハミルトンのほか、四つのブランドがイギリス軍に供給していたことから、イギリスを代表するバンド“ビートルズ”の愛称(Fabulous Four)”にちなんで、“FAB FOUR(ファブフォー)”の通称でも知られている。
【カーキ パイロット パイオニア メカ クロノグラフを公式サイトでチェック】
カーキ パイロット パイオニア メカ クロノグラフもオリジナルの雰囲気を濃厚に感じさせる仕上がりだ。ケースサイズはオリジナルの39mmよりも1mmだけ大きい40mm。現行のクロノグラフでは珍しい二つ目(サブダイアルが二つの仕様)を含めて文字盤のデザインが忠実に再現され、褪色した質感を表現したオールドラジウムカラーのスーパールミノバ夜光がヴィンテージな雰囲気を加えている。60時間パワーリザーブ、10気圧防水と、実用性の高さも大きな魅力となっている。
【復刻モデル03:再現度が高過ぎる“カーキ パイロット パイオニア メカ”】
カーキ パイロット パイオニア メカ
1970年代に誕生したアビエーションウオッチ、“W10”のスタイルはそのままに、現代的なスペックを搭載した復刻モデル。特徴的なヘアライン仕上げのオーバルケースにボックス型の風防を合わせ、オリジナルモデルの雰囲気を忠実に再現している。
右が1973年から76年にイギリス軍の関係者向けに支給されたオリジナルの軍用時計で、左が復刻モデルの“カーキ パイロット パイオニア メカ”。オリジナルは陸軍、海軍、空軍で同じ仕様が採用されており、それぞれ陸軍はW10、空軍は6Bまたは6BB、海軍は055 2のNATO管理コードガ与えられており、この個体は陸軍に納入されたモデルだ。ステンレスの塊をくり貫いて成形したワンピース構造のオーバルケースが印象的だ。
オリジナルの軍用時計が35.5mm×32.5mmで、復刻モデルは36mm x 33mm。文字盤のデザイン(表面の仕上げはマットな黒から梨地に変更)、ヘアライン仕上げをベースにしたケースの質感、デザインバランスを含めて、復刻モデルの中でも最もオリジナルモデルの再現度が高い。ヴィンテージテイストを楽しみつつデイリーユースで時計を着けたい人に、最適なモデルと言えるだろう。
【カーキ パイロット パイオニア メカのバリエーションをもっと見る】
【問い合わせ先】
ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン
TEL.03-6254-7371
》次のページから、“カーキ”シリーズの進化形モデルである“カーキ フィールド エクスペディション”を紹介。