一流時計メゾンを渡り歩き、多くの世界的コレクションを生み出してきたルネ・ヴァンヴァルトが、1955年に立ち上げたスイス時計ブランドのコルム。
“独創的なアイディアと高い技術で、ほかにはない唯一無二のタイムピースを生み出す”というコンセプトを掲げる同ブラントは、これまで数多くのアイコニックなモデルを生み出しているが、そのひとつが輪列が縦一列に並ぶバゲット型ムーヴメントを搭載したゴールデンブリッジだ。 そんなゴールデンブリッジから、バゲットカットされた虹色の宝石をセッティングした豪奢な“ゴールデンブリッジ ラウンド 43”が世界限定18本で登場。このたび同作が日本に初めて入荷し、2月9日より販売を開始した。
18金ローズゴールドケースに、3種類、計96石のバゲットカットされた宝石をインビジブルセット(ベゼル52石、ラグ44石)。
3時~5時側のベゼルとラグに緑色のツァボライトを22石、9時側のベゼルに赤色のルビーを6石、残りの部分に橙・黃・青・紫と色味が異なるサファイアを68石あしらわれる。ツァボライト、ルビー、サファイアは、それぞれ「友愛・慈愛」「良縁・勝利」「成功・誠実」の石言葉をもっており、ゴールデンブリッジのコンセプトである“人との出会いを生み、挑戦を応援する時計”にふさわしい宝石だ。 ゴールデンブリッジの最大の特徴であるバゲット型ムーヴメントも必見。加工難度の高い18金の地板に、「美術」「芸術」の花言葉をもつアカンサスとシダ植物のエングレービングを施し、ネジ、歯車、香箱といった目に見えるすべてのパーツを丹念に磨き上げることで、美術工芸品としての魅力を放っている。
さらにムーヴメントを挟み込む橋型のディテールは、1937年に開通し、64年まで吊り橋として世界最長記録を保持していたゴールデン・ゲート・ブリッジ(サンフランシスコ)に着想を得たオリジナルの意匠。ラウンド型にカットした108石のダイヤモンドをセットし、ラグジュアリーな仕上がりになっている。
■『ゴールデンブリッジ』コレクションについて
コルム創業者のルネ・ヴァンヴァルトは、2000年には時計業界のノーベル賞といわれるガイア賞・クリエイション部門を起業家として初めて受賞し、時計業界のカリスマ的存在としてその名を刻んだ。一方で、独立時計師ヴィンセント・カラブレーゼは、1977年に輪列を縦一列に並べた斬新なバゲット型ムーヴメントを搭載したプロトタイプを製造し、ジュネーブの国際発明展で金賞を受賞。製品化に向けて名だたる時計メゾンを訪問するなかで、ルネ・ヴァンヴァルトとの出会いを果たした。 アバンギャルドな時計を作り続けてきた共通点をもつ二人は意気投合し、出会ってわずか数時間で製品化の契約を結ぶことに。天才二人の運命的な出会いがきっかけとなり、妥協なき挑戦の末に完成した時計は、「黄金の架け橋」=「ゴールデンブリッジ」と名付けられ、数多くの愛好家たちを虜にしてきた。
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ジーエムインターナショナル
Tel.03-5828-9080
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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