ロレックスの「カメレオン」の人気が再燃している。かつて、ドラマ「やまとなでしこ」で松嶋菜々子さんが着用し話題となった腕時計だ。
最近では、ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」で平手友梨奈さんが身に着けていたことをご存じの方も多いだろう…。
今回は、ロレックス「カメレオン」の値段はもちろん、その魅力もあわせて紹介したい。
ロレックスの“カメレオン”って?
まず、多くの方が気になるのが「カメレオン」という名前ではないだろうか。その由来は、わずか15mm径ほどの小振りなサイズのケースに、引き通し式で様々なベルトを付け換えられることから、体の色を自由に変える“カメレオン”からきているという。
カメレオンには“蘭の花”の意味をもつオーキッドと、“精密”の意味をもつプレシジョンという大きくわけて2種類のモデルが存在する。デザインにあまり差はなく、プレシジョンはより正確な時計を目指して作られたものだという。
実はこのカメレオン、1950年代から70年代初頭のわずかな期間のみに生産されたアンティーク時計。つまり、わずかな本数が現存しているのみ。新たに製造される可能性は現在のところないといわれている。そう考えると現在出回っているカメレオンは、とても貴重といえる存在。
そして、気になるその値段だが、コンディションやケースの素材によってかなり幅があり、40万円台〜60万円台が相場となるようだ。