スイス高級時計ブランド“LOUIS MOINET(ルイ・モネ)”が、“賞の中の賞”と称される“German Design Award 2024”にて特別賞を受賞したと発表。受賞作品は“メカニカル ワンダーズ”コレクションの“アストロネフ”。
1953年にドイツ連邦議会により設立されたドイツデザイン評議会が主催する“German Design Award 2024(ドイツデザイン賞)”は、世界各国のデザイン賞の受賞歴があり、かつドイツデザイン評議会の推薦を受けた作品のみが審査対象にノミネートされる。そのため、“賞の中の賞”とも呼ばれ、ノミネート自体が名誉とされている国際的な権威あるデザイン賞だ。
ルイ・モネの“アストロネフ”が受賞したのは、プロダクトデザイン部門 (ラグジュアリーグッズカテゴリー)の特別賞で、ルイ・モネが同アワードで受賞するのは今回で6度目。ルイ・モネが誇るオリジナリティ溢れるデザインが、世界で高く評価され続けていることを証明している。
アストロネフは、471のパーツから成り、組み上げに1ヶ月を要する超複雑なキャリバーを搭載。2つの香箱によりエネルギーを供給される2つのフライングトゥールビヨンは、文字盤中央のコントロールタワーを軸に、異なるスピードで逆周りに周回するユニークな仕様となっている。
高低差をつけてセットされたフライングトゥールビヨンは、上側が5分で1回転、下側は反時計回りに10分で1回転し、3分20秒ごと(1時間に18回)すれ違う動作で、それぞれのトゥールビヨンのキャリッジ自身も60秒で1回転。各パーツが織りなすダイナミックな動きは、ドーム状に成型しスケルトナイズされたサファイアガラス風防により、あらゆる角度から鑑賞することが可能だ。
ロジウムめっきとブラック DLC によるツートンカラーの文字盤は、1~12のアラビア数字インデックスが浮き上がって見えるような立体的なデザイン。ラグはスタイリッシュな中空型で、インナーベゼルはドーム型風防の上部に取り付けられた。また、ケースバックには、巻き上げと時刻調整の機能を切り替えできるファンクションセレクターを備えており、リューズを引き出すことなく操作ができる。
ケースの素材がことなる2モデルがリリースされており、18Kローズゴールドを採用したモデルは7150万円、グレード5チタンのモデルは6380万円。限定数はそれぞれ世界で8本だ。
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文◎Watch LIFE NEWS編集部
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