10万台までの売れ筋モデル。前回の記事では6位〜10位を紹介したが、今回は1位〜5位を一挙に紹介していく。
ランキングを俯瞰して特に印象深いのが、国産ブランドの存在感の強さだろう。第1位のセイコー プロスペックス、第2位と第3位を連続で獲得したセイコー プレザージュをはじめ、6位にシチズン アテッサ、7位にオリエントスターがランクイン。なかでも注目したいのがBEST10のなかに6モデルもランクインしたセイコーだ。
取り扱う店舗の数、コストパフォーマンス、信頼性、知名度など、さまざまな要因が重なったと思われるが、セイコーブランドの別格といえる人気の高さを見せつける結果となった。
この10万円前後の価格帯は機械式時計のエントリーモデルが豊富にラインナップされているのも特徴。時計メーカーはエントリーモデルに力を入れる傾向が強いため、少し頑張れば手がとどく価格帯で満足度の高い実用モデルを見つけられるはずだ。
5位:SEIKO ASTRON(セイコー アストロン)
ネクスター SBXY065
ソリッドなチタン製ソーラー電波モデル。ケースとブレスレットが一体型のソリッドな意匠も魅力。
【問い合わせ先】
セイコーウオッチお客様相談室
TEL.0120-061-012
4位:TISSOT(ティソ)
ティソ PRX パワーマティック 80
1978年のアイコニックなモデルからインスピレーションを受け、ヴィンテージの魅力とモダンな機能性を融合させたティソ PRX パワーマティック 80のアイスブルー文字盤。トレンド感のある文字盤カラーが魅力的だ。1978年のオリジナルモデルを再現した意匠、文字盤のカラーリングなどアイコニックなデザインに加え、自動巻きムーヴメント、Cal.パワーマティック 80を搭載し、最長80時間という驚異的なパワーリザーブを実現しているのもポイント。
【問い合わせ先】
ティソ
TEL.03-6254-5321
3位:SEIKO PRESAGE(セイコー プレザージュ)
SARY093
プレザージュのデザインシリーズ。枯山水を彷彿とさせる立体模様の文字盤に加え、日本建築でよく見られる丸窓を表現したオープンハートなど、日本庭園からインスピレーションを受けたデザインが特徴となっている。枯山水の砂紋(さもん)を思わせる模様が施された文字盤が印象的。ハートビートが陰影を生み出し、ビジネスシーンにもマッチするモノトーンの文字盤に立体的なアクセントをプラスしている。41.8mmと程よく存在を主張するサイズ感も支持を集めるポイントだ。
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セイコーウオッチお客様相談室
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文◎Watch LIFE NEWS編集部