2023年も国産時計メーカー各社からは様々な新作が発表されたが、皆さんが記憶に残ったモデルは何だっただろうか。
そんな2023年も残すところわずか、ということで、改めて秋以降に発売されたモデルを振り返ってみたい。
セイコー/セイコー腕時計110周年記念限定モデル
国産初の腕時計誕生から110年を記念した限定モデル
セイコーが国産初の腕時計誕生から110周年を記念して、その初代モデルのローレルをオマージュしたアニバーサリーモデルを発表。しかもプレサージュ、プロスペックス、アストロン、5スポーツ、ルキアとブランドを跨いで、それぞれ独自の表現でローレルのテイストを取り入れており、非常にお祭り感の高い試みになった。特にプレサージュの“琺瑯ダイヤル”などは、初代ローレルに近い風合いを感じさせるもので、そのほかのモデルも柔らかなホワイトを基調にした文字盤に、ローレルの特徴とも言える赤を差し色として効果的に配置するなど、デザインの完成度は高い。残念ながらすでに完売してしまったモデルも多い。
【問い合わせ先】セイコーウオッチお客様相談室 TEL.0120-061-012
シチズンコレクション/メカニカル
“TSUYOSA”の愛称で人気を博したモデル
海外で人気を博したシチズンコレクションのカラー文字盤モデルが、日本でも展開開始。ファンの間では“TSU YOSA(ツヨサ)”という愛称で親しまれており、全5種が展開される。
【問い合わせ先】シチズンお客様時計相談室 TEL.0120-78-4807
オリエントスター/M42 ダイバー1964 2nd エディション F6 デイト 200m チタン
ツールとしてのタフさを追求したチタン仕様
人気モデルに初のチタン仕様が登場。外装はチタンの質感を生かしたグレートーンと筋目仕上げで統一。あえてツヤを抑えてツール感を強調した。また表面にはプロテクトコーティングを施して耐摩耗性を強化しており、その見た目にふさわしくタフなモデルに仕上げている。
【問い合わせ先】オリエントお客様相談室 TEL.042-847-3380
Gショック
神秘的にきらめくフルメタルG-SHOCK
フェイスのガラス面やインデックスなどに、マルチカラーやグラデーションカラーの蒸着を施した、独創的な新作4モデルが登場。オリジンの系譜を受け継ぐ“GMW-B5000”と八角形ベゼルが特徴の“GM-B2100”の人気シリーズがベースとなっている。
【問い合わせ先】カシオ計算機 お客様相談室 TEL.0120-088925
【まだまだある。注目の2023年モデル/次ページに続く...】
文◎堀内大輔(編集部)
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