シチズンのシチズンコレクションから、上野駅開業140周年を記念した限定モデルが登場する。2022年に発売され、好評を博した“アナデジテンプ”第2弾として、上野駅にゆかりがあり、多くの鉄道ファンに愛されている車両をモチーフにした3モデルだ。12月12日(火)より、“TRAINIART JRE MALL店”で完全受注生産にて販売が始まっている。
1883年に開業してから、今年で140周年を迎えた上野駅。上野~熊谷間初の営業運転開始を皮切りに“北の玄関口”と呼ばれ、東京と東北を結ぶ交通の要所として多くの人々に愛され利用され続けてきた。
国鉄時代から約四半世紀にわたって多くの方に親しまれてきた“485系(特急ひたち)ボンネット型”、ブルートレインの愛称で知られ、惜しまれながらも2015年に引退した寝台特急列車“24系25形(北斗星)”、斬新なデザインと豪華な内装から憧れの寝台特急として名高い寝台特急列車“E26系(カシオペア)”の3車両がモチーフだ。アナログとデジタルを組み合わせたメカニックなデザインの“アナデジテンプ”に落とし込み、鉄道好きも時計好きも楽しめる時計となっている。
以下では、3モデルそれぞれの特徴を紹介していく。
485系(特急ひたち)ボンネット型
1969年10月に上野駅から平駅(現在のいわき駅)間を運行開始した485系をモチーフにしたモデル。文字盤は485 系(特急ひたち) の正面デザインに赤2号とクリーム4号の国鉄特急色で再現。485 系(特急ひたち)のメーターをモチーフにした時分針に加え、ケース右下のプレートには車体側面の模様と、JNRのロゴを配置している。
24系25形(北斗星)
1988年に初めて上野駅と札幌駅を直行する列車として運行を開始した24系25形をモチーフにしたモデル。車両のボディカラーのブルー色とゴールド色のライン、連結部のブラック色を文字盤で再現。ブルートレインをイメージしたケースはブルー色、夜をイメージしたバンドはブラック色を採用している。客車の計器盤に着想を得た針表示のインダイアルやケース客車両のLOBBY CARのグラフィックを配置した右下のプレートなど、細部まで作り込まれたデザインだ。
E26系(カシオペア)
上野駅と札幌駅を繋ぐJR初のオール2階建て寝台客車、E26系をモチーフにしたモデル。E26系の正面デザインを文字盤で再現し、秒表示はヘッドマークの星をディスク型秒針で表示。ケース右下のプレートには車両側面の5色ラインを配置している。
全モデルの裏ぶたには、それぞれの車両のヘッドマークを刻印。個性的なデザインが光る今作は、上野駅構内にある“のもの 上野店”をはじめ、“TRAINIART TOKYO グランスタ店”、“ミュージアムショップTRAINIART 鉄道博物館店”に展示してあり、実際に手に取ることができる。価格は4万1800円〜4万4000円だ。
【問い合わせ先】
シチズンお客様時計相談室
TEL.0120-78-4807
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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