バルチックは、アンティークウオッチコレクターを父にもつエティエンヌ・マレク氏が 2017年の4月にクラウドファンディングサイト、キックスターターでのプロジェクトを機に本格始動を開始したフランスの新鋭ブランドだ。
ファーストモデルはプロジェクト開始直後から1300個を売り上げ、翌月発売した限定品200個の時計も 45分で完売させるほどの勢いを見せ、時計好きの注目を集めた。
そんなバルチックのコレクションは、時計コレクターであったマレク氏の父が残したアンティークコレクションからインスピレーションを得ていることが特徴となっている。マレク氏自身も長じてからコレクターとなったことも影響しているが、同社がラインナップしている時計は、いずれも時計愛好家ならではのツボを心得たディテールとデザインを備えているのだ。
“エルメティック ツアラー (Hermétique Tourer)”
文字盤はマット仕上げのカラー部分を内側に、ブラックとホワイトのレイルウェイトラックを外側に配置。それらを二分する金属製リングで構成され、絶妙なバランスを持つクラシカルなルックスに、スーパールミノバの塊を成形した0.5mmの極厚アプライドインデックスが視認性を確保する。
最新作の“エルメティック ツアラー (Hermétique Tourer)”は、バルチックでは初となるフィールドウオッチのコレクションだ。アウトドアはもちろん、タウンを含めてあらゆる状況下での使用に適したフィールドウォッチとして開発されており、316Lステンレススチール製の37mmケースに、ダブルドーム型サファイアクリスタルガラスを組み合わせ、150mの防水性と高い耐久性を備える。
外装のデザインで注目したいのが、ラウンドケースにリューズを埋め込んだデザインだ。通常の時計のようにリューズがケースから露出しないため、シンメトリーなアウトラインとなり、左右どちらの手にも装着することができる。ケース側面は水平に、ラグは円形にブラッシュ仕上げが施され、ベゼル部分はポリッシュ仕上げと、独自の磨き分けを施すことで高級感と立体感を高めている。
快適性と柔軟性を持ち合わせたトロピックラバーストラップで抜群のフィット感を提供し、最大42時間パワーリザーブを備える日本製のMIYOTA 9039自動巻きキャリバーを搭載。カラーバリエーションはグリーン、ブルー、ベージュ、ブラウンの4色展開で、価格は全て9万7900円だ。
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文◎Watch LIFE NEWS編集部
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