2016年に誕生したアメリカの時計ブランド、ヘメルが新作ウオッチを発表。イギリス空軍パイロットウオッチにインスパイアされ、70'Sヴィンテージを現代に蘇らせた“The Airfoil(エアフォイル)”が装いを新たに復活した。
HF25MB The Airfoil MB(エアフォイル)
初期モデルがリリース直後に完売し、長らくリストックが待望されていた“The Airfoil(エアフォイル)”。イギリス空軍パイロットウオッチにインスパイアされたヘメルにとって初期のシグネチャーモデルだ。70'Sヴィンテージを現代に蘇らせたそのルックスは発売後、すぐに人気となり完売。長らく売り切れ状態が続いていたが、多くのファンからリストックが待望されていたその“The Airfoil”が装いも新たにアップデートした姿で、2023年12月上旬に新発売される。
新生エアフォイルは、316Lステンレス製のスポーツブレスレットを採用。質実剛健なステンレスパーツの配列の中央で丁寧に研磨されたビーズ・オブ・ライスの5列リンクが優美な輝きを見せる。ミッドセンチュリー時代から様々な有名ブランドが採用し流行したタイプのブレスレットは、エアフォイルの持つヴィンテージ感との相性も抜群だ。
今回登場した“HF25MB The Airfoil”は、HFシリーズのなかでも初期からのシグネチャーモデルだ。ムーヴメントは“Cal.ST19”を搭載。“Cal.19”はクロノグラフムーヴメントとしてはクラシカルな構造のコラムホイール(ピラーホイール)式で操作性と耐久性を確保。さらにスワンネック緩急装置を搭載して精度を補完するなど機械式クロノグラフとして最高レベルの完成度を実現し、かつ優れたコストパフォーマンスでお手頃な価格設定となっている。
また、ベルト部分に関してはかつて1940年代から70年代にかけて、その優美さと装着感の滑らかさでリストウオッチ界を席巻し、近年また復活の兆しを見せるビーズ・オブ・ライスのスポーツ・ブレスレットを採用。エアフォイルとの絶妙なマッチングを見せている。
ヘメルオリジナルのメタルブレスレットはクイックチェンジ仕様になっており、裏側のレバーを引くとブレスレットの取外しが簡単に行える。近日発売予定の別売りのオリジナル レザーストラップ(クイックチェンジ仕様)との交換も容易だ。
従来のリューズからジャンボリューズに仕様変更がなされるなど、ディテールでもネクスト・ステージの仕上がりとなった“HF25MB Airfoil”。注目のパイロットウオッチの価格は9万6800円となっている。
【問い合わせ先】
HEMEL Japan(ヘメル ジャパン)
TEL:03-5396-4008
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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