スイス高級時計ブランド、ルイ・モネが、Watches and Wonders Geneva 2023にて発表した最新モデル“インパルション”を11月15日に発売する。
インパルション
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ルイ・モネは、ブランドのルーツである時計師ルイ・モネによる世界初のクロノグラフ発明から、200周年にあたる2016年に“メモリス”を発表した。クロノグラフ機構を文字盤側に配置することで、クロノグラフの魅力を存分に堪能できる時計だ。
そして、2023年3月末に催された世界最大の時計フェア“Watches and Wonders Geneva 2023”にて、メモリスにトゥールビヨンを搭載した“インパルション”を発表した。その名前は、組み合わさった複雑機構が文字盤上でダイナミックに躍動し、見る人に与える力強いエネルギーを象徴している。
トゥールビヨンの生みの親であるアブラアン ルイ・ブレゲは、時計師ルイ・モネの親友であり、切磋琢磨するライバルでもあった。ルイ・モネが生み出したクロノグラフと、アブラアン ルイ・ブレゲが生み出したトゥールビヨン。“インパルション”は、二人の天才時計師の魂が宿った、究極のメカニカルコレクションと言えるだろう。
◆クロノグラフとトゥールビヨンの共演
“メモリス”に搭載されている自社製キャリバーにトゥールビヨンを組み込んだ新型ムーヴメントを採用。文字盤側に配置されたクロノグラフ機構と新たに追加されたトゥールビヨンの機能美を満喫することができる。クロノグラフは、プッシャーの押しやすさ・動作の安定性・耐久性に優れたコラムホイール式になっている。
◆新機構によるロングパワーリザーブ
“ボルテフェイス”と呼ばれる、二つの香箱を互い違いに垂直に重ね合わせる構造を採用することで、限られたスペースに効率的にパーツを収めつつ、96時間のパワーリザーブを実現している。
◆美を追求したディティール
クロノグラフとトゥールビヨンの美しい動きを鑑賞しやすくするために、風防のクリスタルサファイアガラスをドーム型に成型している。18Kローズゴールドのケースと、鮮やかなブルーのインナーベゼル・アリゲーターレザーベルトが高貴な印象を与えながらも、レッドのクロノグラフ針がアクセントとなりメリハリを効かせている。ラグは中央部をくり抜き軽量化、ベルトは滑らかに湾曲しケースに沿うようにデザインされている。
クロノグラフを世界で初めて生み出した時計師ルイ・モネと、トゥールビヨンを生み出したブレゲ。親友でありライバルでもあった二人の天才時計師の魂が宿った、究極のメカニカルウオッチ“インパルション”の価格は驚きの2640万円。11月15日より発売開始だ。
【問い合わせ先】
ジーエムインターナショナル
TEL.03-5828-9080
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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