オーストリア唯一のマニュファクチュールとして、ムーヴメントの開発から製造、組み立てまでを自社の工房で行う“HABRING 2(ハブリング・ツー)”は、2021年から様々な時計師と進めてきた50周年プロジェクトのエクストラ企画として、2本のスペシャルピースを公開した。
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今回発表されたモデルは、どちらもアンティークウオッチ愛好家の間で特に高い人気を誇る“セクターダイアル”を採用。円周と放射状のラインによるリズミカルな意匠は、美しさと希少性から世界的にも高い評価を受けているアール・デコを代表するデザインだ。ブラックのラッカーを施して、光沢のある美しい仕上がりの文字盤が作られている。
両モデルとも文字盤によく映えるアプライドのインデックスとゴールドカラーの針が配されているが、“CHRONO FELIX”はクロノグラフ機能を表示する中央のクロノ針と、3時位置の30分積算針にシルバーの針をアクセントに採用。
ケースは既存モデルからステップベゼルへと変更したことで、より古風な雰囲気が強調されアンティークを思わせる佇まいに。ステンレススチールのブレスレットが合わせられているほかレザーベルトも付属するため、シーンや用途により使い分けが可能だ。
なお、両モデルとも世界限定15本。今秋以降のデリバリースタートとなっている。
【問い合わせ先】
シェルマン日本橋三越
TEL.03-6225-2134
文◎Watch LIFE NEWS編集部