スイス高級時計ブランド CORUM(コルム)の代表作である“ゴールデンブリッジ クラシック”が入荷。10月16日(月)より発売解禁。
CORUM(コルム)は、世界的に有名な最高級時計メーカーで製造に携わったルネ・ヴァンヴァルトが、1955年にスイスのラ・ショー=ド=フォンに設立した時計ブランドだ。ラテン語で定足数(議事を行うのに必要な出席者数)を意味する”quorum”に由来しているブランド名には、世の中に支持されるブランドになりたい、という創業者の強い思いが込められている。ブランドエンブレムの空を指す鍵は、“革新”を象徴し、“独創的なアイデアと高い技術で、他にはない唯一無二のタイムピースを生み出す”という、コルムの時計作りにおける指針を示している。
セーリングボートのナットをイメージした12角形ケースと国際信号旗のインデックスがデザインコードの“アドミラル”、希少価値の高い本物のコインを文字盤やケースに採用した“コインウォッチ”、ドーム型サファイアクリスタルを風防に使用した“バブル”など、これまでもデザインと技術の両面にこだわったアバンギャルドなタイムピースを作り続けている。
今年10月待望の入荷が決まったのが、パーツが一直線に並んだバゲット型ムーヴメントの審美性を追求した代表作のひとつ“ゴールデンブリッジ”だ。
“ゴールデンブリッジ”の誕生は二人の天才の出会いと挑戦から始まった。一人は創業者のルネ・ヴァンヴァルト、一流時計メゾンを渡り歩き、多くの世界的コレクションを生み出してきた彼は2000年に、時計業界のノーベル賞といわれる“ガイア賞”を起業家として初めて受賞し、時計業界のカリスマ的存在として知られるようになった。もう一人は独立時計師ヴィンセント・カラブレーゼだ。彼は1977年に縦一列に並んだ斬新なバゲット型ムーヴメントを搭載したプロトタイプを製造し、ジュネーヴの国際発明展で金賞を受賞。製品化に向けて名だたる時計メゾンを訪問するなかで、ルネ・ヴァンヴァルトとの出会いを果たす。
アバンギャルドな時計を作り続けてきた共通点を持つ二人は意気投合し、出会ってわずか数時間で製品化の契約を結ぶことになったという。天才二人の運命的な出会いがきっかけとなり、妥協なき挑戦の末に完成した時計は、ゴールデンブリッジ(黄金の架け橋)と名づけられ、数多くの愛好家たちを虜にしてきた。
人々の目を掴まえているのはまずオリジナルのバゲット型ムーヴメントだろう。ムーヴメントをどの角度からも鑑賞できるように、ケースの表・裏・側面をサファイアクリスタルガラスで作り上げている。
また加工難易度の高い18金の地板に、“美術”、“芸術”の花言葉を持つアカンサスとシダ植物のエングレービングを施し、ネジ・歯車・香箱といった目に見えるすべてのパーツを丹念に磨き上げることで、美術工芸品としての魅力を放っている。限られたスペースでパーツを組み立てる精密な作業を担当できる技術者は、コルム社でたったの2名。まさに、デザインと技術の両面にこだわったタイムピースだ。
組み立て難度の高さから、年産約150本と希少な“ゴールデンブリッジ”、世界的な人気により日本での流通も限られ、多くの消費者の要望により、本コレクションは、2023年10月に入荷する予定。
【問い合わせ先】
ジーエムインターナショナル
Tel.03-5828-9080
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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