時計好きなら夏から秋へ、季節が変化するのに合わせて、新たな一本が欲しくなるもの。しかしながら、魅力的なモデルが次々表れて、なかなか絞り切れないことがあるのではなかろうか。 そんなアナタのために、今回は、ウオッチライフニュースの兄弟メディアである時計専門誌TIMEGear(タイムギア)の39号(2023年6月発売号)で実施した“欲しい時計ランキング(読者アンケートに基づいた人気モデルのランキング)から、BEST5のモデルを紹介する。
全体の傾向としては、最も人気を集めた“ジャズマスター パフォーマーオート 38mm”を筆頭に、比較的オーソドックスなデザインで、オンでもオフでも使い勝手の良い汎用性の高いモデルの人気が高い傾向が見られた。ランキング2位となった“GM-”なども、タフネスウオッチの代表格であるG-SHOCKでありつつ、ビジネスシーンにも合わせることができるモデルが選ばれている。“様々なシーンで使える=いつも身に着けていられる”ということは、モデル選びの大きな要素になっているようだ。時計への関心が高い本誌読者が欲しいと思うラインナップは、まさにウオッチ業界のリアル・クローズ。価格も手に届くものが多いため、ぜひ参考にしてお気に入りのモデルを見つけて欲しい。
》欲しい時計:第5位
ORIENT(オリエント)
オリエントマコ
海外市場でも人気の高いオリエントダイバー
“Mako(青鮫)や”KAMASU(カマス)“の愛称で海外市場でも人気を集めるモデルのアラビアインデックスを配した限定モデル。現行のスポーツモデルでは搭載が少ないデイデイト表示を装備しているのも本作の特徴だ。サファイアクリスタル風防や20気圧の日常生活強化防水など優れた機能性を備えつつ、5万円を切る抜群のコストパフォーマンスを備え、曜日表示は日本語と英語を併用した2カ国語仕様。漢字の曜日表示がどことなくレトロな雰囲気を感じさせ、マニア心をくすぐる。本格ダイバーズウオッチ並みの性能を備えつつも、ツートンカラーのベゼルなどファッショナブルなデザインに仕上げられている。安定した精度と信頼性を備えた自動巻きムーヴメントを搭載し、5万円アンダーという価格も魅力だ。
【問い合わせ先】
オリエントお客様相談室
TEL.042-847-3380
》欲しい時計:第4位
SEIKO PROSPEX(セイコー プロスペックス)
ダイバースキューバ オートマティック ダイバー200m
“ファーストダイバー”のデザインを継承
スポーツや、アウトドアシーンに対応する本格機能を備えたセイコーの人気シリーズ“ダイバースキューバ”の豊富なバリエーションの中から、セイコーブティック専用モデルの“SBDC103”が4位に登場。ドレスウオッチにも通じるおしゃれなブラウン文字盤が、票が分散してしまう人気シリーズの中にありながら、頭ひとつ飛びだした理由だろうか。セイコーのファーストダイバーの意匠を継承したモデルは、これまでにいくつか展開されてきたが、そのなかでもSBDC103(シリーズ)は価格を10万円台まで抑えた戦略モデルとなっており、多くのファンから支持を集めた。
【問い合わせ先】
セイコーウオッチお客様相談室
TEL.0120-061-012
》欲しい時計:第3位
TIMEX(タイメックス)
アイアンマン 8ラップ
1986年の大ヒット作を忠実に再現
1986年に発売された初代がビッグヒットを飛ばしているため、これまでにも複数回の復刻モデルが発売されている“アイアンマン 8ラップ”を、1854年創業のタイメックスが「自社史上最も忠実に復刻した」という本作。当時のデザイナー“ジョン・T・フーリハン”氏にお墨付きを得たということからもその本気度がうかがえる。デジタルウオッチといえば黒が常識だった頃に採用された“カーペイントに着想を得たグレーメタリック”のカラーリングや表面に設置されたプッシャーなどは、40年近くを経たいまでも斬新さを失っていない。
デザインを忠実に再現する一方で、 当時はなかった文字盤全面発光機能“インディグロ ナイトライト”を追加し利便性を向上。今回の復刻版では、文字盤全面発光機能である“インディグロナイトライト”が追加されており、暗所での視認性が格段に向上している。夜のランニングでも大活躍してくれる。
【問い合わせ先】
ウエニ貿易
TEL.03-5815-3277