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【今日はスポーツの日!】セイコーが初めて公式計時を務めた1964年東京五輪にまるわるコレクター秘蔵の珍品

03/セーリング競技用ストップウオッチ


文字盤に“Yachting”と赤で記され、主にセーリング競技で使用されたと思われるカウントダウン式ストップウオッチ。そのベルトの長さから推測するに、船体などに巻き付けて使用されたのであろう。またケースもかなり頑強な作りで、分厚いネジ込み式の裏ブタが採用され、気密性が高められている。

 

04/腕時計

東京オリンピック開催を記念して製作されたクラウンクロノグラフ(写真左)とワールドタイム(同右)。おそらく関係者向けであろう、東京五輪マークと内側に“記念”の文字が入る専用箱が存在している。また裏ブタの刻印にもバリエーションが確認されており、市販品は聖火マークかイルカマークだが、関係者向けには箱と同じ東京五輪マークが入る。

 

05/関係者向け資料


最後は計測機器ではないが、大会の関係者に配られたと思われるセイコーのロゴ入りバインダーを紹介したい。このなかには計器の使用方法などが記載された冊子やメモ用紙のほか、日本の芸術や文化を紹介するポストカードなどが納められていた。当時のことを知ることができる貴重な資料だ。

 冊子にはそれぞれの競技で使用する計器を写真付きで掲載。その使用方法などが英語をはじめ複数の言語で記載されている

 

文◎堀内大輔(編集部)/写真◎笠井 修

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