ヴァシュロン・コンスタンタンが、タイムピース全体にダイヤモンドをセットした初のモデルを発表した。
Watches & Wonders上海で発表された“パトリモニー・オートマティック・ジュエリー”。“パトリモニー”コレクションでは初となるこのジュエリーウオッチは、37mmのスリムなホワイトゴールドのシルエットに769個ものダイヤモンドがあしらわれ、圧倒的な輝きを放つ。
パトリモニー・オートマティック・ジュエリー
1950年代の優美なタイムピースから着想を得たヴァシュロン・コンスタンタンの“パトリモニー”コレクションに、今回初めてジュエリーウオッチが加わった。このモデルは、コレクションのピュアなデザインに、メゾンがこれまで創作した中で忘れがたいハイジュエリーウオッチの大胆さを兼ね備えている。ホワイトゴールドによる直径37mmのケースと文字盤に合わせて769個ものダイヤモンドを精巧にセット。そのなかには魅惑的なカーブを描くリュウズに繊細に留まる一粒のローズカットダイヤモンドも含まれている。
文字盤の放射状の輝きを引き立てるのは、宝石をひと粒ひと粒選び、これらで金属の表面を最大限埋め尽くすという非常に困難で精巧なスノーセッティングの技法でセットされた420個のラウンドカットダイヤモンドだ。細身のホワイトゴールドのインデックスと、文字盤を回転するホワイトゴールドの優美なリーフ型針がその目映い輝きを美しく彩る。
ムーヴメントには、自社製キャリバー“2460 SC/3”を搭載。毎時2万8800回のテンプ振動数で、約40時間のパワーリザーブが備わるこの自動巻きムーヴメントは、時、分、秒という必要不可欠な表示に焦点を当てている。また、サファイアクリスタルのケースバックからムーヴメントの卓越した仕上げが鑑賞できる。特にメインプレートの表と裏のペルラージュ仕上げや、ブリッジ側面の手作業による面取りと表面を装飾するコート・ド・ジュネーブ模様、ローターに手作業で施された繊細なギヨシェ彫りなどが特徴的だ。
ヴァシュロン・コンスタンタンが1950年代に製作したクラシカルな時計から想を得た“パトリモニー”。2004年以来、コレクションの特徴である調和のとれたプロモーションとピュアでシンプルなラインがコレクションを特徴づけてきた。ショーマンシップのセンスを強く感じさせるタイムレスで贅沢で華やかな表情をもつこのジュエリーウオッチは、見るものの目を間違いなく奪うことだろう。
【問い合わせ先】
ヴァシュロン・コンスタンタン
TEL.0120-63-1755
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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