【これぞ、セイコーが作った高級薄型時計の最高峰】セイコー“クレドール”より、彫金が美しい“ゴールドフェザー”の限定モデルが登場

2023年9月25日

セイコー、クレドールの“ゴールドフェザー”コレクションより、風に舞う軽やかな羽根を彫金で表現した優美な限定モデルが登場。また、同時にメタルブレスレットのレギュラーモデル2種も発売される。

セイコーの薄型メカニカルウオッチの系譜を脈々と受け継ぎ、クレドールの名のもとに60余年ぶりに蘇った“ゴールドフェザー（原点は1960年に誕生した薄型のドレスウオッチ、セイコーゴールドフェザー。当時、世界最薄である厚さ2.95mmの中三針ムーブメントを搭載していた）”は、現代にふさわしい高級薄型メカニカルウオッチだ。羽根のように薄く、軽やかで、空気をはらみ、艶やかで、優美であることをデザインコンセプトとし、現代のドレスウオッチとしてふさわしいスペックとデザインにアップデートした自信作となっている。

ゴールドフェザー U.T.D. 彫金限定モデル

■Ref.GBBY979。Pt（37.4mm径）。日常生活用防水。手巻き（Cal.6890）。限定12本。550万円

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今回の限定モデルはケース素材にプラチナ950を採用。ケースバックからは、卓越した技術を持つ彫金師により“軽やかに舞う羽根”を題材にした精緻な彫金が施されたムーヴメントを眺めることができる。さらに、丹念に透かして彫り込まれた、艶やかで立体的な金色の羽根形の彫金パーツを重ねている。重なり合う彫金が生み出すシャープな煌めきが、文字盤に施された彫金と呼応する、ゴールドフェザーを象徴する優美な限定モデルだ。

文字盤にも、“宙に舞う羽根”をイメージした艶やかなスパイラル状のパターンを採用。この美しいパターンは、原版に彫り込まれた模様をなぞることで文字盤に忠実に模様を再現する機械彫刻の技法によって実現したものだ。文字盤の5倍の直径を持つ原版を読み取り、わずかに振動させながら文字盤の外側から中心に向かって直接刃物で彫り込む。型打ちよりもシャープな印象を与える仕上げになっており、その軌跡は文字盤の複合カーブ形状と、ボックス型サファイアガラスによって生まれる柔らかな光の効果により、腕元を華やかに演出する。さらに文字盤に直接彫りこまれたインデックスと分目盛の陰影が上品で繊細な立体感をもたらしている。

ゴールドフェザー U.T.D.（レギュラーモデル）

■SS（37.1mm径）。日常生活用防水。手巻き（Cal.6898）。121万円（両モデル共通）

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“羽根のような美しさと心地良さ”を極めた、ブレスレットモデル（こちらはレギュラーモデル）も登場だ。小秒針を採用したレギュラーモデル（ステンレススチールモデル）は、作り手のぬくもりを感じ、永く愛着を持てるモデルだ。ケースは、限定モデルと同じく5つのデザインコンセプトに基づき、丸みを帯びた優美でおおらかな造形と、袖口に収まりやすい薄さの両立を図っている。細く軽やかなかん足とベゼルには、熟練の職人によってザラツ研磨が施され、繊細なシルエットを際立たせるように煌めく。裏側も丸みを持たせた肌あたりのよいメタルブレスレットや、裏ぶたやかん足の裏側など、腕に触れる部分を全て曲面で構成することで、優しい着け心地に配慮している。

立体感のあるボックス型サファイアガラスは、文字盤の上に空気をはらんだような柔らかい空間を形成。外周に向かって緩やかにカーブさせたメインダイアルと、緩やかに窪んだサブダイアルが柔らかな陰影を作り出す。羽根の羽軸をイメージした時分針を採用しており、文字盤に沿って曲げられた分針と極細のインデックスが、視認性を一層向上させている。

限定モデル、レギュラーモデルともに、厚さわずか1.98mmの極薄メカニカルムーヴメント“キャリバー6890（限定モデル）”、“キャリバー6898（レギュラーモデル）”を搭載。68系ムーヴメントは国産最高級ドレスウオッチのために、時計としての性能のみならず工芸的な価値や美しさを追求して開発された。セイコーが誇る自社工房“雫石高級時計工房”において、高度な技能を有する時計師が一貫して組立・調整からケーシングまで手掛けている。一つひとつの部品の形状補正やあがき（部品と部品の間に必要な隙間）の調整に100分の1mm単位の精度が求められるため、それができる時計師の手先の感覚のみで最終的な仕上げが行われる。熟練時計師でも一日にわずか1個から2個しか組み立てられないムーヴメントだ。

全モデルはクレドールサロンで11月10日より先行販売。価格は限定モデルが550万円、レギュラーモデルが121万円となっている。

【問い合わせ先】
セイコーウオッチお客様相談室（クレドール）
TEL.0120-302-617

文◎Watch LIFE NEWS編集部

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