パネライは、2023年11月3日に開催される“ジュネーブ ウオッチ オークション18”に出品する特別なモデル“Radiomir Guido Panerai & Figlio(ラジオミール グイド・パネライ&フィリオ)”を発表した。オークション通じて得られる本作の収益は、ユネスコ政府間海洋学委員会(IOC-ユネスコ)に寄贈される。
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“ラジオミール グイド・パネライ&フィリオ”は、1960年代にイタリア海軍のサプライヤーであったパネライが、絶えず変化する海軍のニーズを満たすために開発した自己発光モデルのラジオミール ウォッチ (Ref.3646)のケースをリメイクしたモデルだ。従来のプラチナよりも深い光沢を維持し、より硬く傷がつきにくい特性をもつパネライ プラチナテックを素材に用いており、47mmと存在感のあるケースを復刻している。ケースバックはシースルー仕様になっているるのだが、モダンなサファイア クリスタル製のほか、当時の素材へのオマージュが捧げられたプレキシガラス製の2種類が用意されている。
ムーヴメントは、パネライのアーカイブで発見されたというアンジェリュス製キャリバー“SF240”を搭載。1960年代に製造されたこの手巻きムーヴメントは、約8日間も継続的に動く時計を可能とし、リューズを操作する頻度を抑え耐水性の寿命を長くしたという歴史的キャリバーとして歴史にその名前を刻んでいる。本作は時計の心臓部をはっきりと見せる透明なケースバックを採用しており、その印象的なロングパワーリザーブムーヴメントを堪能することができる。
あわせられたベルトは、スイス製のネジ式台形ホワイトゴールドバックルが付いたイタリア製カーフベルト。さらに、60年代にオフィチーネ パネライのレザーベルトを製造していたレザーグッズメーカー“Cuoierie Meccaniche Brelli”によるロングサイズのヴィンテージ構造ベルトがセカンドとして付属している。
なお、本作は歴史的なパネライのボックスからインスピレーションを得た特別なパッケージに収められ、ジュネーブ ウォッチ オークション 18にて販売される。オークションハウスの名門フィリップスのバイヤーズプレミアムを含めたすべての収益は、パネライが2021年より提携しているユネスコ政府間海洋学委員会へと寄贈される。
【問い合わせ先】
オフィチーネ パネライ
TEL.0120-18-7110
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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