薄型ウォッチの開発・製造技術のパイオニアであるピアジェは、“Watches & Wonders Shanghai 2023”において、2mmという驚異的な薄さを誇る手巻き式腕時計“アルティプラノ アルティメート コンセプト”の新作と、厚さわずか4.3mmの自動巻き腕時計“アルティプラノ アルティメート コンセプトオートマティック 910P”を発表した。
約150年前に始まったムーブメント製造から現在にいたるまで、“薄型ウオッチ”の開発に情熱の火を燃やし続けるピアジェ。“アルティプラノ アルティメート コンセプト”はメゾンを代表するコレクションで、2018年開催のWatches&Wondersでプロトタイプが発表されて以降、時を重ねるごとに洗練を深めている。
ピアジェの長年の卓越性と独創性が体現された自社製薄型手巻きムーヴメント“900P-UC”は、一般的な腕時計と異なりコバルト合金製のケースと一体化。厚さ2ミリという腕時計を実現可能とした。本作のデザインは、メゾンのシグネチャーカラーであるブルーを際立たせたすっきりとした仕上がりとなっており、従来はカスタムメイドのみだったコレクションで初となるシンプルなモデルとなった。発表された価格は6468万円だ。
“アルティプラノ アルティメート コンセプトオートマティック 910P”は自動巻きモデルで、こちらもケース一体型のムーヴメント“910P”により、4.30mmという厚さを実現。自動巻きウオッチとして世界最薄のひとつとなっている。発表されたモデルはケース部分に18Kピンクゴールドが採用されており、価格は492万8000円となっている。
【問い合わせ先】
ピアジェ コンタクトセンター
TEL.0120-73-1874
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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