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優れた機械式時計を自社で企画、開発、製造することを誇る独立系高級時計ブランド“アーミン・シュトローム”は、2010年に発表したタイムピース“One Week”を根本からリデザインした新作“One Week ファースト・エディション”を発表した。
生まれ変わったOne Weekは、運動力学的な要素を常に文字盤側に置くことを重視するブランドの特徴を推進。手巻きキャリバー“ARM21”は、本作のために新設計されたもので、2つのメインスプリングバレルが直列に動作するさまもしっかり視認可能。また、調速機構の振動周波数が2.5Hzから3.5Hzへと高められており、より安定したクロノメーター性能を発揮。あらゆるシーンに対応することを可能とした。
パワーリザーブ性能は前作と変わらぬ7日間だが、ムーヴメントの奥行と調和させたコーンシステムに表示されるパワーリザーブ・インジケーターは本作の特徴のひとつ。ミラーポリッシュ仕上げのコーンで構成された懐中時計風のインジケーターは、文字盤と反対側にある円錐形のギヤによって駆動しているという。
One Week ファースト・エディション
新たなムーヴメントが収まるケースは、直径41mm、厚さは10.6mmと驚くほどコンパクトだ。一体型スチールブレスレットとの組み合わせは、エルゴノミクスを強調した包括的なデザインで、機械的な魅力が存分に盛り込まれた仕上がりとなっている。
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なお、生産数は限定25本で、採用しているPVDコーティングされたライトブルーのメインプレートとブリッジは、ファースト・エディション25本のみの証しになるという。販売予定価格は627万円だ。
【問い合わせ先】
ノーブル スタイリング
Tel.03-6277-1604
文◎Watch LIFE NEWS編集部