欧米に比べて湿気が多いうえに近年は突然のゲリラ豪雨なども起きるようになった日本の夏。汗染みなどでベルトが劣化しやすい季節のため、夏の間はメタルブレスで時計を着けるという人も多いことだろう。確かにメタルブレスならば湿気や汗で劣化する心配もないためこれからの季節には向いているのだが、その反面で汗をはじくため、肌にベタつきを感じやすく、また時計が目立つ季節にしては少々デザインが味気ないのも事実である。
近年はベルトの素材自体に撥水加工を施しているものや、裏材にラバーなどの撥水素材を使用することで、夏でも問題なく使用できるレザーベルトも数を増やしている。カラーダイアル人気に合わせて、ベルトのカラーバリエーションもここ数年で一気に数を増やしているので、レザーベルトやラバーベルトを選択して、愛用時計のイメージチェンジを楽しんでみるのも面白いだろう。これまでベルトのアレンジをしたことがない人も、今年の夏は一歩踏み出して、ベルトの交換にチャレンジしてみてはいかがだろうか。実用性に注目するのも良いが、せっかく夏にベルトの交換をするのであればデザインにもこだわりたい。デザイン性と着けやすさで特におすすめなのが“ブルー”。定番の茶系よりも夏らしい雰囲気を楽しめて、同系色での選択肢が豊富なため、時計の雰囲気に合わせてチョイスできる
NOSTIME(ノスタイム)
ブルー系ベルトも豊富に展開
時計愛好家が創設した注目メーカー
“ノスタイム”は世界的な時計愛好家が立ち上げた時計ベルトブランド。アンティークから現行まで幅広い時計に合う理想的な時計ベルトを追求したいという思いからコレクションを展開しており、イタリア、フランス、アメリカなどから素材を輸入し、上質なベルトを製造している。品質の高さに加えて同社の特徴となっているのが色彩の表現だ。今回は夏に最適なブルー系のベルトをセレクトしたが、同じブルーでもそれぞれまったく異なる色彩と質感に仕上げられているのがわかる。ブルー系のベルトはビジネスからカジュアルまで幅広いシーンに合わせることができるのが魅力だ。今年の夏はほかとひと味違うブルーのベルトで愛用の時計をイメージチェンジしてみてはどうだろうか。
37種類という豊富なカラーバリエーションと、スムーズ、ボックスカーフ、クロムエクセル、ヌバックなど素材も充実した時計用レザーベルト。オーナーが時計愛好家ということもありアンティークウオッチにマッチする。腕が細い日本人にもぴったりのサイズ感も見逃せない。■カーフ。ベルトの取り付け幅は18、19、20mmの3サイズ。各1万3200円
アメリカやヨーロッパなど様々な国から上質なレザーを調達し、高品質な時計ベルト製造。購入した直後でも快適に着けられる薄型で装着感の良い作りも魅力だ。ブランドのオーナーが自身の所有する時計に装着することを前提に製作しているため、目の肥えた趣味人ならではのスタイリッシュな色使いが採用されているのもポイント。
工具無しで簡単にベルトの交換が行えるインターチェンジャブルシステムを採用。バネ棒を操作するレバーのヘッド部分が通常よりも大きく立体的な造形に成形されているため、高級感があり操作感も良好だ。
【問い合わせ先】
5W(ファイブダブリュー)
TEL.03-5843-1807
公式サイト
https://fivew.jp
文◎船平卓馬(編集部)
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