生産終了となって一気に上昇したミルガウスの実勢価格
新作発表まで8日に迫った3月19日に書いた記事「2023年新作発表まであと8日、さて値動きはいかに!3月の定点チェック」で、ミルガウスの値動きについて「1カ月間の動きで見るとほとんど変わっていない。ただ実のところ、3月の1週目以降にあっという間に20万円以上も上昇したのだが、今週に入って一気に下落し元の相場に戻ってしまったために、先月と変わらないデータとなっている」とお伝えした。
ミルガウスについては、先述したようにモデルチェンジか、それとも生産終了のどちらかになることはおおかた予想されていただけに、1月下旬ぐらいからぐんぐん実勢価格が上昇していてもおかしくなかったのだが、1週間前になってもまったく変動がみられず、2000年以降のロレックスの動きとしては初めてと言えるほど珍しいことだった。
ただ、さすがに生産終了が決まった途端にご覧のような有り様である。3月31日の週刊ロレックス相場を見ると、一気に40万円近く高騰している。だた、さらに上がるかどうかは、微妙なのではないか。
ま、いずれにしても時計史に残る名機、ぜひ復活してもらいたいものだ。その場合は、ファーストモデルの雰囲気で出てくることを切に願いたい。
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