チューダーが“Watches and Wonders Geneva 2023”での新作発表を前に公式サイトでティザー動画を公開した。
といっても、ロレックスが公開したティザーのように新作の一部を映しているわけではないため、どんなモデルが発表されるのか予想は難しいのだが……。個人的にはそろそろ超耐磁のマスタークロノメーターモデルの拡充があるのではないかと予想している。ともあれ、待望の新作発表まであとわずか。当サイトでもチューダー含め、各ブランドの新作情報を随時お届けするので期待してお待ちいただきたい。
さて、そんな期待高まる2023年新作発表を前に、今回は大豊作だったと言える22年モデルをおさらいしておきたい。
ブラックベイ プロ
■Ref.M79470-0001。SS(39mm径)。200m防水。自動巻き(Cal.MT5652)。53万1300円
2022年の“Watches and Wonders”で発表されたブラックベイ プロは、既存のブラックベイコレクションの意匠を引き継ぎつつも、印象的なイエローのスノーフレークGMT針と24時間表示付きの固定ベゼルを備え、ロレックスの初代エクスプローラーⅡを彷彿とさせるデザインが大きな話題となった。
レンジャー
■Ref.M79950-0001。SS(39mm径)。100m防水。自動巻き(Cal.MT5402)。40万3700円
22年7月に発表されのが、1952年に氷床研究を目的とした2年間の科学任務のため、北グリーンランドへと向かった遠征隊とゆかりあるモデルとして有名な“レンジャー”の復刻版である。ヒストリカルモデルの影響を随所に感じ取れるデザインとなっており、丸みを帯びた時針と角張った秒針という対照的な形状の針のコンビネーションはレンジャーならではだ。なお新たに追加された要素として秒針の先端にバーガンディカラーを採用し、アクセントを付けている。
ペラゴス 39
■Ref.M25407N-0001。TI(39mm径)。200m防水。自動巻き(Cal.MT5400)。59万1800円
優れた防水性を備えた本格ダイバーズウオッチとして展開されるペラゴスに新たに加わった小径版。ケース径が3mmサイズダウンし、普段使いしやすい39mm径になった。ただ一方で、防水性も500mから200mへとダウン。
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文◎堀内大輔(編集部)