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【予算5万円台まで】セイコー5スポーツほか。表示スタイル別で選ぶデュアルタイム時計3選|OUTLINEニュース no.68

【インダイアル表示タイプ】

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インダイアル表示タイプとは、ここに取り上げたドイツの時計ブランド“ツェッペリン”のデュアルタイムを見ればわかるが、文字盤のセンター軸にある一般的な時分針のほかに、もうひとつ第二時間帯を表示するための小さなインダイアルが文字盤6時位置に設けられており、そこにも時分針を備えているタイプである。

つまり時計の機能が二つあると考えればいい。恐らくはこの価格帯で最も一般的なスタイルであり、ある意味では最も見やすくてわかりやすいと言うこともできるだろう。

使い方も簡単で、3時位置のリューズでセンター軸にある時分針と日付け表示を操作。6時位置のインダイアル時計は4時位置にあるもうひとつのリューズで任意の時刻に設定するというものだ。

ツェッペリン|デュアルタイム ビッグデイト
Ref.76401-N。SS(42mm)。日常生活防水。クォーツ。5万1700円/【公式サイト】https://zeppelinwatch.jp/c/collection/se100years/

【24時間表示回転ベゼルタイプ】

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最後にデュアルタイムでもちょっと特殊な表示手法のモデルをひとつ紹介する。ここに取り上げたのは40〜50年代のアンティーク調の時計を再現している日本の個性派ブランド“アウトライン”のパイロットクロノ20thリミテッドである。

文字盤外周に23都市の名称が表示されているのはわかるだろうか。ウン百万円もする超高級機械式時計には、同じように都市名を外周に配置した“ワールドタイマー”というモデルが存在するが、これの場合はそれとはまったく違う。

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ワールドタイマーは機械式でありながら都市を選択すると時分針が自動的にその都市の時刻に移動するという画期的かつ複雑な機構だが、これの場合はもっと単純で、ベゼル上の赤い「12」を知りたい都市名の位置に移動するだけ。都市名は時差に応じて配置されているため、そのときに時針が指し示すベゼル上の数字が選択した都市の時間というわけだ。

ただし、日本に滞在していることが前提とのこと。若干アバウトな部分もあるが、大体の時間を把握するにはかえって簡単でわかりやすいと言えるのかもしれない。

アウトライン|パイロットクロノ20thリミテッド
Ref.YK20221-1BL。SS(42mm)。5気圧防水。メカクォーツ(セイコーVK64)。3万7400円/【公式サイト】https://outlinewatches.tokyo/collection/pilotchrono20th

文◎堀内大輔(編集部)

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