まだまだ寒い日が続いているものの週間予報を見ると、ようやく今月下旬頃から気温も春めいてくるようである。そうなってくると筆者的には嫌な花粉という辛く憂鬱な時期がやってきてしまうが、その反面、日中はアウターが要らなくなるなど、腕時計の露出もしやすくなるため、男のアクセサリーとして腕時計を最大限楽しめる、そんな季節がやってくるというわけである。
落ち着いた色合いのアイボリー文字盤。36mm径という程よいサイズ感も魅力（写真をクリックすると拡大）
そこで、そんな春を意識して、今回はヘリンボーンの白シャツにアウトラインのコレクションで唯一白文字盤がラインナップするパートナー2を合わせてみた（写真参照）。
パートナー2は、文字盤に1950年代にロレックスが採用していた通称ハニカム模様を再現しつつ、柔らかな色合いのアイボリーを採用しているため、適度に個性を感じさせる。しかもレトロな雰囲気で大人っぽく落ち着いた印象も与えてくれる。
また白文字盤の場合、革ベルトを合わせるとクラシカルで控えめになりすぎてしまうが、これの場合は古典的なリベットブレスが付くことから適度にスポーティさも残すためカジュアルな装いにもすんなりなじむ。この汎用性の高さは魅力だと思う。
しかも、そもそもケースサイズが36mm径と、日本人の手首の幅に納まるジャストサイズ。そのため白シャツの袖口にも邪魔にならないため、ぜひこの春のコーディネイトに合わせて楽しんでみてはいかがだろうか。
【SPEC】
アウトライン・パートナー II
型番：Ref.YK20211-2WT（ホワイト）
素材：316Lステンレススチール（ケース）、304ステンレススチール（リベットブレス）／ネジ込み式リューズ
サイズ：ケース径36mm
防水性：5気圧防水（日常生活防水）
駆動方式：自動巻き（日本製Cal.Miyota 9039／24石／毎時2万8800振動（日差-10秒+30秒）／最大巻き上げ時42時間パワーリザーブ／ハック機能搭載）
限定本数：150本
定価：5万5000円（組み立て：日本）
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菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中！
