》時計ライフがより楽しくなる!編集部おすすめの時計ベルトを厳選
ベルトやブレスレットは、ヘッドと手首をつないでくれる重要なパーツ。さらに時計全体のなかでも文字盤以上の面積をもつ部分だけに、“装飾品”としても大きな役割を果たす。
事実、手持ちの時計に新たな時計ベルトを付け換えることで、印象は大きく変化する。
ここではそんな時計ベルトにスポットを当てていく。紹介する4ブランドは、編集部が太鼓判を押すイチオシの銘柄。きっと手持ちの時計の新たな魅力を引き出してくれるだろう。
》日本が誇る技術や伝統を存分に楽しめる専用ブランド
“日本のモノ作りと、世界を結ぶリストウェア”というコンセプトを根幹にもつノットが、日本全国の技術や伝統を生かしたモノ作りを手がけるパートナーとともに時計を作りあげ、世界へ届けるプロジェクト。日本の優れた製造業を、ノットを介して堪能できる
カスタムウオッチというジャンルに先鞭を付けた“ノット”。オール日本製かつ確かな品質を備えた時計ブランドとして、国内外を問わず、熱烈なファンを獲得している。
ノットは時計ヘッドのみならずベルトも日本製にこだわっており、“MUSUBUプロジェクト”をとおして、日本各地のサプライヤーと密な関係を築き、日本の伝統技術・素材をふんだんに使用した高品質なベルトを製造している。
2022年6月にローンチした“ノット ザ ストラップ”は、そんなノットのベルトにフォーカス。創業以来、ファンから「自身の持っている時計にもノットのベルトを着けたい」という要望を多く受け、満を持して誕生したベルトブランドだ。
》ベジタブルタンニンでなめした希少な栃木レザー
栃木レザー
■Ref.TT。栃木レザー。ベルトの取り付け幅は18、20、22mmの3サイズ。カラーはブラック、ダークブラウン、ブラウン、オーク、ネイビーの5色。18、20mmは各4950円、22mmは5500円(各バックル、アップルウォッチアダプターは別売り)
栃木レザーは革をなめす工程で、通常の10倍にもあたる約1カ月の期間をかけて、天然由来のベジタブルタンニンをじっくりと革に染み込ませていく希少なレザー。裁断から塗装、シワ伸ばしまで、熟練の職人が手作業で行う。
》世界に誇れるジャパンデニムが時計ベルトに変貌
カイハラデニム
■Ref.SKD。デニム。ベルトの取り付け幅は18、20、22mmの3サイズ。カラーはブラック、インディゴ、ウォッシュの3色。18mmは6050円、20、22mmは各6600円(各バックル、アップルウォッチアダプターは別売り)
紡績や染色、織布などすべて自社で賄う、世界に誇れるジャパンデニム。カイハラデニムでは、糸を秘伝の染料に何度も通し、さらに空気に触れさせて酸化させることで美しいインディゴブルーを生み出している。
》和の美しさを堪能できる京都の伝統的な組紐
昇苑くみひも
■Ref.AKZ。組紐。ベルトの取り付け幅は18、20mmの2サイズ。カラーは褐(ネイビー)、松葉(オリーブ)、亜麻(アイボリー)の3色。18mmは6050円、20mmは6600円(各バックル、アップルウォッチアダプターは別売り)
京都・宇治で創業した昇苑くみひもを、ノットが時計ベルトとして初めて採用。美しく染められたシルクの糸を丁寧に組み上げた逸品で、触り心地は滑らか。防水レザーとともに組み合わせており、水洗いが可能。実用性も抜群だ。
文◎松本由紀(編集部)/写真◎水橋崇行
【問い合わせ先】
Maker's Watch Knot
TEL.0800-555-7010
https://strap.knot-designs.com
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