》時計ライフがより楽しくなる!編集部おすすめの時計ベルトを厳選
ベルトやブレスレットは、ヘッドと手首をつないでくれる重要なパーツ。さらに時計全体のなかでも文字盤以上の面積をもつ部分だけに、“装飾品”としても大きな役割を果たす。
事実、手持ちの時計に新たな時計ベルトを付け換えることで、印象は大きく変化する。
ここではそんな時計ベルトにスポットを当てていく。紹介する4ブランドは、編集部が太鼓判を押すイチオシの銘柄。きっと手持ちの時計の新たな魅力を引き出してくれるだろう。
》アジア人向けに作られた高品質な専用ベルト
時計コレクターが追い求めた理想のベルトを自身で製作した新鋭ブランドをご紹介
アジアのアンティークロレックスコレクターが設立した“ノスタイム”。自身のアンティークウオッチに合う時計ベルトが欲しいという思いから誕生し、創業者自らベルトのデザインを手掛けている。
アジア人向けにベルトの長短がやや短めに作られているほか、すべてのベルトは工具なしでワンタッチで取り付け可能なイージークリックを採用。時計好きならではのこだわりが光るベルトだ。
シックなブラックから明るいブルーまで取り揃えているほか素材も10種類超えと、カラー・素材が豊富な点も魅力のひとつ。使用するレザーはすべてイタリアやフランス、ドイツの最高級タンナーから調達し、一本一本を手作りし、時間をかけて製作している。
》カラー・サイズともに豊富なレギュラーコレクション
ノスタイム ヴィンテージウオッチ ストラップ
■スムースカーフ、ボックスカーフ、オーストリッチ、クロムエクセル、ヌバック、ディストレスカーフ、バレニアスムーズカーフ、グレインカーフ、スエードカーフ、帆布キャンバス、ノヴォナッパ、プエブロ、レッドウィングヌバックの13素材。ベルトの取り付け幅は18、19、20mmの3サイズ。各1万3200円
アンティークウオッチに合うよう、ヴィンテージ感あふれる加工、カラーがそれぞれ施されているが、もちろん現代の時計にもマッチする。
一般的なベルトは12時側の短いほうが約120mm、6時側の長いほうが約80mmなのに対し、ノスタイムのベルトは115m(長)、75mm(短)と短く、細い日本人の手首にフィットしてくれる。
→ノスタイム ヴィンテージウオッチ ストラップのディテール&着用カットはこちら
》F.P.ジュルヌ専用設計というマニアックな仕様
ノスタイム エクスクルーシブ ストラップ フォー F.P.ジュルヌ
■グレインカーフ、スムースカーフ、ノヴォナッパ、ブッテロ、クレイジーホースカウハイド、ヌバックの6素材。ベルトの取り付け幅は20mmの1サイズ。各2万7500円
ノスタイムの最新コレクションである、F.P.ジュルヌ専用設計ベルト。F.P.ジュルヌの純正レザーベルトはケースに沿って、ベルトとバネ棒が湾曲しており、これに合わせて正確な寸法で設計したという。カラーは全部で11種類展開。なお日本での発売は12月から。
ベルトの厚みは3mm。長短ともにラグ側に薄いパッドが入っている。ベルトサイドは、コバ塗り式ではなくヘリ返し仕立て。
→ノスタイム エクスクルーシブ ストラップ フォー F.P.ジュルヌのディテール&着用カットはこちら
文◎松本由紀(編集部)/写真◎笠井修
【問い合わせ先】
5W
TEL.03-5843-1807
https://fivew.jp
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