伝統にとらわれないラグジュアリーでセクシーなスタイルで、イタリアを代表するファッションデザイナーとして確固たる地位を築いたロベルト・カヴァリ氏。 “ロベルト カヴァリ バイ フランク ミューラー”は、イタリアのファッションハウス“ロベルト・カヴァリ”と、スイスの高級時計メゾン “フランク ミュラー”の共同ブランディングから誕生した注目の時計ブランド。
そのモデル名からもわかるように、トノーケースの名手として知られるスイスの高級時計メゾン、フランク ミュラーの製造を行う“フランク ミュラー ウォッチランド”が製作の監修をしており、その証として文字盤の6時位置に“フランク ミュラー”のロゴがデザインされている。
そんな同社が今季の新作としてリリースしたのが日本限定コレクションとして製作された“RV1G207”だ。インデックスと針を多層的に組み合わせた文字盤の意匠など見所の多いモデルだが、やはり最大の魅力となっているのが、フランク ミュラーのDNAを継承するトノーケースだろう。
トノーケースの名手として知られるフランク ミュラーの腕時計を製造している“フランク ミュラー ウォッチランド”が監修に携わるだけあって、多面的なフォルム、美しくカーブしたケースのフォルムが、スポーティななかにもエレガントな雰囲気を醸し出している。
【編集部おすすめモデル:其の1】
ロベルト カヴァリ バイ フランク ミュラー(roberto cavalli BY FRANCK MULLER)
RV1G207L0071
2022年に登場した日本限定コレクション。製造と監修を担当するフランク ミュラーの知見と鍛造技術を生かしたトノーケースが特徴となっており、エッジを際立たせつつ、曲線を取り入れたフォムルが存在感を主張する。このモデルは、ラッカー仕上げの文字盤とストラップを真紅で統一したデザインが特徴となっており、日本限定モデルのなかでも個性が際立つデザインに仕上げられている。
■SS(40×45mmサイズ)。5気圧防水。自動巻き(Cal.SW200)。20万6250円
【問い合わせ先】
ミスズ
TEL.03-3247-5585
http://www.watch-world.jp
【ディテールチェック:優美で重厚なトノーケース】
トノーケースの名手が製造と監修に携わり、高度な鍛造技術を駆使して製作することで価格以上の質感を備えた外装を実現している。加工が難しい曲面にも均質で美しい筋目が施されており、光を受けて表情を変えるヘアライン仕上げの質感が、ケースの曲線的フォルムを際立たせている。
【ディテールチェック:立体的な文字盤デザインも魅力】
ラッカー文字盤の質感に加え、多層的なディテールのデザインも魅力的。外周に文字盤と高低差を付けた5分刻みの分表示、直線的なデザインに仕上げたアプライドのアラビアインデックス、ブランドロゴを際立たせる円形のメタルフレームと立体感を生かした文字盤が高級感を主張する。
【ディテールチェック:スイス製の機械式ムーヴを鑑賞できる】
ベゼル、ミドルケース、固定形エンドピース、裏ブタをそれぞれ別体で成形することで、仕上げの品質が高められている。裏ブタは中心にサファイアガラスを設置したシースルーバック仕様。セリタの自動巻きムーヴメント、Cal.SW200を搭載しており、機械式ならではのメカニカルな造形を楽しめる。
【ディテールチェック:存在感も装着感も良好】
縦のサイズが45mmで横のサイズは40mm。厚さは約12mm。エンドピースに角度を付け手首とブレスレットのつなぎ目の隙間を少なくしている点に加え、ストラップの可動域が広いため、ボリューム感のあるサイズながら装着感も良好だ。
【多彩なバリエーションも魅力のひとつ】
【編集部おすすめモデル:其の2】
ロベルト カヴァリ バイ フランク ミュラー(roberto cavalli BY FRANCK MULLER)
RV1G207L0061
曲線美が目を引くトノーケース、存在感のあるアラビアインデックスなど、フランク ミュラーのエッセンスを大胆に取り入れて製作された日本限定コレクション。6時位置に配置された“by FRANCK MULLER ”の文字に、単なるインスパイアではなく、フランク ミュラーの製造技術を駆使して製作されたモデルとしての誇りとこだわりが光る。
■SS(40×45mmサイズ)。5気圧防水。自動巻き(Cal.SW200)。20万7900円
RV1 G207L0041
20万6250円
RV1G207L0031
20万6250円
RV1G207L0011
20万6250円
RV1G207L0021
20万6250円
RV1G207L0051
20万7900円
【問い合わせ先】
ミスズ
TEL.03-3247-5585
http://www.watch-world.jp
文◎船平卓馬(編集部)