【着用画像をチェック!】
シルバーはオフィスカジュアルなどのビジネスシーンでも活躍してくれるだろう。また前述したように34mmというサイズ感のため袖口でも邪魔にならずすっきりとした印象を見る人に与える。
これからの季節出番の多くなるニットとゴールドカラーを合わせて着用してみると非常にマッチした。通常のゴールドカラーのケースであればどうしても手首の上での存在感が大きくなりすぎるが、ロイヤルスミスは落ち着いたアンティークテイストであるため、とても上品な雰囲気となっている。
【ディテールチェック】
ケースデザインを1から新しく起こして製作されたロイヤルスミス。シンプルでありながらも、どこか温かみを感じさせるケースはアンティークウオッチから着想を得ている同ブランドならではの魅力と言えるだろう。
よりアンティークウオッチのディテールを再現するために、サファイアガラスでありながら少しぷっくりと膨らませている風防。サファイアガラスでこうした加工を施すことができるのは高い技術力を有している証拠である。
文字盤にも多くのこだわりが詰まっている。まず、目につくのは30〜40年代のアンティーク時計でよく見られるブレゲ数字のインデックス。わざと少し太いフォントにすることで、アール・デコ調のユニークかつ温かい雰囲気を実現させている。
文字盤外縁にあるレイルウェイトラックは5分位置ごとにゴールドの装飾を行っており、この装飾も一つひとつが人の手で張り付けられているというのだから驚きである。
文字盤の表面には立体的な装飾が施していることがわかるだろう。これはボルカニックパターンと呼ばれるもので、アイボリーの文字盤と相まって落ち着いた雰囲気を演出している。
針にも注目してほしい。長針、短針にはリーフ針を採用。その名の通り葉っぱのようなデザインが、職人が手作りしていた時代の時計を彷彿とさせる繊細な印象を与える。本モデルではそこに山型加工を施すことで、立体感と高級感を見事に両立させている。
裏ブタはシースルーバック仕様となっており、日本製の機械式ムーヴメント“Cal.9039”の動きを視覚的に楽しめるのもポイント。ローターにはブランド名とともに、高品質な日本製であることを示す“MADE IN JAPAN”の文字が刻印されている。
本モデルでは金属製のムーヴメントホルダーを採用している。これはムーヴメントの堅牢性と高めるだけでなく、アンティークウオッチで多く採用されていたため、あえて金属製のものを製作したのだというから、そのこだわりは徹底していると言えるだろう。
全体を通して非常に丁寧に製作されていることがわかる。アンティークテイストにこだわった本モデルをチェックしてみてはいかがだろうか。
【開催中のプロジェクトをチェック!】
プロジェクトURL(https://www.makuake.com/project/kuoe2/)
このように細部にまでこだわり抜かれたアンティークテイストの時計が10万円以下で購入できるとは素直に感服する。しかも、現在クラウドファンディングサイト“Makuake”内で公開されているプジェクトでは、通常価格よりかなりお得に購入することができる応援購入プランが用意されているそうだ。気になった人はそちらも確認することをオススメする。
【問い合わせ先】
クオ グローバル
info@kuoe-jp.com
※問い合わせは上記のメールアドレスまで
【公式サイト】
https://www.kuoe-jp.com
文◎川田健人(編集部)