はじめに、アウトラインの最新作“セコンドセッティング”について、上に掲載した写真のブラック文字盤タイプのみ、ベゼル上に刻まれた目盛りのひとつに不備が見つかり、すべて新しく作り直したために納入が遅れてしまい、すでに購入してくださったお客様、ならびに予約申し込みをくださったお客様には大変長らくお待たせしてしまったことを、深くお詫び申し上げます。
そして今回、正式発売に際して、セコンドセッティングをより楽しんでもらおうとお得なセットプランを用意させていただいた。それは軍用時計のアンティークウオッチ専門店として知られるキュリオスキュリオ監修の下、アウトラインでオリジナル製作した通称バンブーブレスレットを、セコンドセッティングを購入してくださった方に、バンブーブレスレット通常税抜き価格1万8000円のところ1万円の特別価格となるお得なプランだ。
これは本来であれば、セコンドセッティング(税込5万5000円)とバンブーブレス(税込1万9800円)をセットで購入すると合計7万4800円となるところを6万6000円という大変お得な価格で購入できるという特別セットである。
バンブーブレスに付け替えると雰囲気もだいぶ変わる
バンブーブレスは1930年代に開発され、70年代にはイギリス空軍に制式採用された実績をもつ。一方のセコンドセッティングも40年代にイギリス空軍に採用されていた、れっきとした軍用パイロットウオッチ。両者の相性が悪いわけがないのである。
現に筆者も普段よく愛用しており、実物は38mm径のため写真で見るよりもそれほど大きくはないということもあるがとても着けやすく、しかも標準装備のヴィンテージ調レザーももちろんいいのだが、梯子のような古典的なスタイルのバンブーブレスは、通常のメタルブレスレットとはかなり趣が違うため、筆者自身もバンブーに付け換えて利用することが多い。面白いことにそれを着けていると、特に時計を知っている人の目にはよく止まるようで、「けっこう雰囲気いいですねぇ」と褒められることが実は多いのだ。
バンブーブレスは軍用のイメージもあるが、見た目はシンプルでいて古典的な雰囲気のためジャケパンスタイルならビジネスでも十分楽しめると思う
もともと軍用ということからミリタリーテイストが強いと思われがちだが、実際に着けてみると、作りは至ってシンプルで古典的な雰囲気のため、意外にもジャケパンスタイルならビジネスでも十分問題なく楽しめると思う。ファッション的にもけっこう広がるバンブーブレスとのセットでの購入を、ぜひ検討してみていただきたい。
なお、バンブーブレスについては注意していただきたい点が二つある。ひとつは手首まわりが16〜20cmに対応しているため、大柄な人や極端に手首の細い人は着けられない場合があることだ。そしてもうひとつは、時計に装着した際のバンブーブレスレットの長さは24.5cmとなり、手首周りが20cm以内の方でも、手が大きいために手の甲が入らない場合も考えられる。特に手首周りが19cm位から20cmの方は手の甲周りが24.5cm以内かどうか紐などを使って必ず確認したうえでお申し込みいただきたい。(詳しくはオンラインSHOPを参照)
【写真】ブラックとブルーそれぞれのバンブーブレス着用写真をさらにチェック
【アウトライン・セコンドセッティング】
(左)Ref.20222-1BK(ブラック)。(右)Ref.20222-2BL(ブルーグラデーション)。SS(38mm径)。10気圧防水。自動巻き(日本製Cal.MIYOTA9039)。双方向回転ベゼル、ベゼルロック機構(4時位置)、シースルーバック。各5万5000円
購入はコチラ【Watch LIFE NEWSオンラインSHOP】
【セコンドセッティングについての詳細は】
アウトライン公式サイト
【バンブーブレスについての詳細は】
アウトライン公式サイト