JR両国駅からほど近い好立地に店舗兼工房を構えるのが松下庵だ。同社はすべての工程を店舗に併設している自社工房で一貫して行っている。まさに時計用ベルトのマニュファクチュールと呼べるメーカーである。
パネライ専用の“M 74シリーズ”や、デイトナやスピードマスターなどのクロノグラフによくマッチする台座付きクロコベルト“カスタムストラップ040”など、“革を育てて楽しむ”がコンセプトの、こだわり抜いた時計ベルトを展開し愛好家から厚い支持を得ている。
そんな松下庵から、エイジングを楽しむ従来の時計ベルトとまた違った魅力をもつ商品が発売されたため、今回はそちらを紹介していきたい。
同社が新たに注力しているのは、購入後すぐに高品質な時計ベルトが楽しめる“松下庵レギュラーシリーズ”だ。
現在展開されているのは、クロコダイル(一部アリゲーター)、コードバン、カーフ、ゴートの4種類。そのなかのひとつが“発色の美しさを楽しむ”をコンセプトとした時計ベルトで、なかでも最新作であるカーフレザーベルトは、世界的な有名ブランドの高級バッグに使用されるものと同じ素材を採用し、カラーバリエーションも非常に豊富な商品となっている。男性だけでなく、女性にも人気が高いそうだ。
また、松下庵レギュラーシリーズに採用されている素材を使用し、オーダーで製作することも可能となっている。好みに合わせてカスタムを施した時計ベルトが欲しい人は、こちらを利用するのもおすすめだ。
松下庵レギュラーシリーズフレンチカーフ
【カラーバリエーションが豊富】
■フレンチカーフ。ベルトの取り付け幅は18、20mmの2サイズ。カラーは10色。各2万4800円
“美しい発色を楽しむ”をコンセプトに製作された時計ベルト。豊富なカラーバリエーションが大きな特徴。
【夏の汗も気にならない撥水加工の裏材に注目】
裏材には世界の名だたるメゾンや多くのハイブランドが採用してる老舗タンナー製の撥水加工レザーを採用。これによって肌触りも滑らかで、汗も気にならないため、着用感は非常に良好である。
【高品質なフレンチレザーを採用したカーフベルト】
フランスの老舗タンナーHAAS社の、世界的ブランドの高級バッグにも採用されている上質なカーフレザーをメインに使用。革の表面を型押しすることで、適度なハリ感を実現しているのだという。
【美しいカラーが時計の魅力をさらに引き出す】
爽やかな雰囲気で美しい発色が特徴のターコイズブルーの時計ベルト。この時計ベルトを合わせることで、時計の新しい魅力が引き出されるため、まるで生まれ変わったかのような感覚になる。
【カーフレザー以外のレギュラーシリーズは次にページをチェック!】