日本未上陸ブランド 話題のトピックス

【北欧デザイン×無骨なツールウオッチ】スウェーデンの新興時計ブランド、E.C. アンダーソンに注目


 スウェーデンの人口第2の都市、ヨーテボリに拠点を置く、日本未上陸のマイクロウオッチブランド、E.C.アンダーソン(E.C.Andersson)は、幼なじみで時計愛好家であるエリック・アンダーソンとウィクター・カネルヴァによって設立された。


 E.C.アンダースンはスウェーデン西海岸の航海文化と深い関わりを持つヨーテボリの歴史やアイデンティティからインスピレーションを受けており、過酷な海洋気象に対応する耐久性の高い時計づくりに注力しているのが特徴だ。


 そのデザイン哲学には紛れもなく北欧らしい洗練された美意識をうかがうことができるのだが、一般的に北欧の時計と聞いて思い浮かべる繊細でミニマルなイメージとは異なり、機能性を重視したコレクションを展開しているのも大きな特徴である。


 E.Cアンダースンの時計は、創業者2人とそのパートナー企業との協業により、部品の大半を現地生産することにもこだわりをもっている。 新モデルを発表するごとに自社製金型への投資を徐々に増やしている。

 同社の時計に使用されている自動巻きムーヴメントは、最高水準の精度を確保するため、社内で改良・調整が施されており、それぞれのムーヴメントは磁気を吸収する役割を果たす最大4層のスチールシールドを搭載。 このスチールシールドは“コントラガウス”と呼ばれ、最大3600ガウスの耐磁性を備えている。

 今回はスウェーデン・ヨーテボリ発、E.C.アンダーソンのコレクションから3本を紹介する。

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