A.神経質にならずとも良いが、頻繁に続くようなら注意
本格的な暑さを迎える8月。そこで気になるのが、気温が上昇することで起きる時計内部のトラブルだ。
真夏の炎天下のなか時計を着け続けてもいいのか、修理技術者に話を聞いてみた。
結論から言うと、通常使用時、真夏の太陽の下で時計を腕につけて1日過ごしたとしてもさほど問題はないし神経質になる必要もないそう(古い時計は除く)。
ただしこれが頻繁に続くようだと、ムーヴメント内部の機械油が揮発・劣化してトラブルを招く可能性があることも知っておいてほしいとのこと。
また、車のダッシュボードの上など、高温になる場所に時計を放置したままにした場合でも油の劣化は確実に早まるため、特に夏場はその点にも注意してほしいとのことだった。
気温のみならず汗により汚れが固着したりなど、時計にとって夏は何かとトラブルが多い。夏が終わったらメンテナンスに出すのが吉だろう
文◎松本由紀(編集部)
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