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【復刻顔か、モダン顔かアナタならどっち?】予算50万円で買う満足ダイバーズ時計

エベラール
スカフォグラフ 300 MCMLIX

ブランドの歴史的なダイバーズウオッチである“スカフォグラフ”の現代版。2016年に復活し、同年にはGPHGで受賞した。本作は、そのスペシャルエディションで、1959年に発表された初代モデルの文字盤デザインを踏襲している。ちなみにモデル名にある“MCMLIX”とはローマ数字の羅列で、これを計算すると、「M(1000)−C(100)+M(1000)+L(50)−I(1)+X(10)=誕生年である“1959”となる

 

ケースサイズが43mm径あるため可能ならば実際に着用してサイズ感を確かめてみることをおすすめする。なお革ベルトには撥水加工が施されているが、夏場の汗などが気になる人にはブレス仕様という選択肢もある

ベゼルの目盛りにはすべて蓄光が用いられているため、潜水時間なども1分単位で正確にカウントできる。こうした仕様は、ダイバーズでも実は意外と少ない

ケースは12.6mm厚と、飽和潜水用のダイバーズウオッチとしては薄い部類に入る。裏ブタはネジ込み式で高い気密性を実現している

 

 

ヴェンペ
アイアンウォーカー オートマティック ダイバー

ヴェンペが10年振りとなる新シリーズとして2020年から展開するアイアンウォーカーのダイバーズ仕様。“鉄工員”にインスパイアされた同シリーズでは高品質な外装を追求しており、ダイバーズウオッチのいわゆる王道的なスタイルではないが、30気圧防水を備え、ISOならびにDIN規格を満たす本格派である。ダイビングの経過時間を瞬時に見分けられるよう色分けされたインナーベゼルがデザインのアクセントになっている

ケース径は42mmとやや大きめだが、そのぶん厚みは抑えられており、かつシームレスなフォルムのため、フィットは良い。ケースに伴ってブレスレットも薄く仕立てられているが、もう少し厚みをもたせたほうが、全体バランスとしては良かったように感じる

ケースは11.7mmと厚みが抑えらており、装着感も良好。そのうえ、ミドルケース自体の厚みをかなり抑えているため、見た目はさらに薄く感じる

バックルは一般的な三つ折タイプを採用。厚みも抑えられており、装着時も邪魔になりにくいが、噛み合わせがタイトで、やや開閉に手間取ってしまう

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