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並行輸入市場でのロレックスの異常なプレミアム価格化はいつ頃からだったのか!|ロレックス通信 No.152

サブマリーナーデイト、歴代3世代にわたる各年の国内定価と実勢価格の推移

 上の表は、筆者が刊行する時計専門誌「パワーウオッチ」の100号記念として創刊から100号までの時計市場を特集した記事のためにロレックスで最も人気の高いスポーツ系5モデルについて集計したものからサブマリーナーデイトだけを抜粋したものだ。

 まず注目したいのは国内定価である。並行輸入の実勢価格ばかりが注目されるため、意外と知らない人も多いかもしれないが、実は16年間に国内定価も倍以上とけっこう値上がりしているのだ。なお14年は8%、19年は10%といずれも消費税増税に伴うものである。

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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