カシオ計算機協力のもと、毎月、トレンドや季節、予算などといったテーマ別に“G-SHOCK(ジーショック)”の人気モデルを紹介する【月刊G-SHOCKランキング】。
今回はワンランク上のG-SHOCKとして人気を博す5万円オーバーの売れ筋ランキングをお届けする。
大人に似合う質感を追求した
ワンランク上のG-SHOCK
タフに使えて高性能、なおかつ抜群のコストパフォーマンスというのがG-SHOCKの基本的なコンセプトだが、近年はMT-GやMR-Gに数十万円クラスの高級モデルもラインナップされており、セレクトの幅が広がっている。学生時代にG-SHOCKに慣れ親しんでいた世代も30~40歳代になったことで、大人に似合う質感を高めたG-SHOCKが求められているためだろう。従来の樹脂素材ではなく、ステンレススチールやチタンなどを外装素材に使い、デザインもG-SHOCKらしい精悍さを強調しながら、全体に落ち着いたテイストを醸し出している。高額であっても市場での人気は高く、G-SHOCKのファン層が広がっていることをうかがわせる。
数十万円の高級モデルでなくても、5万円を超えるクラスを使ってみれば、エントリーモデルより確実にクオリティがアップするのを実感できるはずだ。デザインがグレードアップするだけでなく、機能面でもレベルの高いモデルがチョイスできる。今回は待ち遠しいボーナスを見据えて、5万円以上の“ちょっといいG-SHOCK”の売れ筋モデルをチョイスしてみた。
人気BEST 1
MTG-B3000BD-1AJF
G-SHOCKの起源である樹脂素材に、高級感あるメタル素材を合わせたMT-Gの新作。外装をメタルで覆ったデュアルコアガードを進化させ、裏ブタを複雑なプレスや研磨で立体的にデザインし、リューズガードやボタンガードも裏ブタと一体化した新構造を採用している。またストラップ交換も工具なしで可能なワンプッシュ式を採用するなど、デザイン性と機能性をハイレベルに両立させている。
■カーボン×ステンレススチールケース(51.9×50.9mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ(モバイルリンク/電波ソーラー)。13万7500円
人気BEST 2
GMW-B5000D-1JF
いまでも人気の高い1983年発売の初代G-SHOCK“DW-5000C”のデザインを踏襲し、素材をフルメタル化したモデル。メタルベゼルと本体ケース部の間にファインレジン緩衝体を挟むことで耐衝撃性を高め、高密度実装技術によりサイズもキープしている。専用アプリと連携するBluetooth、タフソーラー電波、ワールドタイムなど、機能面でも充実している。
■ステンレススチールケース(49.3×43.2mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ(モバイルリンク/電波ソーラー)。6万6000円
人気BEST 3
GWG-2000-1A3JF
G-SHOCKでも最強クラスのタフさを誇るモデルで、瓦礫や土砂が山積する過酷なフィールドを想定して生まれたマッドマスターシリーズ。カーボン繊維を織り込み成形した高強度な樹脂を採用したほか、ステンレス製のボタンパイプとシリコン製の緩衝素材を組み合わせたマッドレジストボタンにより防塵・防泥構造を実現。機能面でも電波ソーラーに加えてトリプルセンサーを搭載し、方位、気圧・高度、温度表示を搭載するなど、タフな現場で働くプロのためのツールとして仕上がっている。
■樹脂×ステンレススチールケース(61.2×54.4mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ(電波ソーラー)。9万9000円
人気BEST 4
GSW-H1000-1JR
スポーツラインのG-SQUADシリーズにWear OS by Googleを搭載したモデル。心拍計測が可能な光学式センサーに加え、方位・高度/気圧・加速度・ジャイロセンサーを搭載し、専用アプリ“G-SHOCK MOVE”と連携してトレーニングデータの収集・管理ができる。大きめのダイアル表示も視認性が良く、幅広いアクティヴィティの現場で活用できそうだ。
■樹脂×ステンレススチールケース(65.6×56.3mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ(モバイルリンク/ケーブル充電)。8万8000円
人気BEST 5
GWR-B1000-1A1JF
G-SHOCKが提案する新しいパイロットウオッチのグラビティマスター。このモデルでは素材にカーボンを採用し、従来モデルとは異なる高級感を漂わせている。ケースと裏ブタを一体化したモノコック構造を採用し、飛行時にかかる衝撃からモジュールを保護。Bluetoothや標準電波による時刻修正システムにも対応し、正確な航行をサポートしてくれる。
■カーボンケース(46.2×46.3mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ(モバイルリンク/電波ソーラー)。9万9000円
【問い合わせ先】
カシオ計算機 お客様相談室 TEL:03-5334-4869
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構成◎堀内大輔(編集部)/文◎巽 英俊/情報協力◎カシオ計算機