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【意外に似合うかも!?】アップルウォッチにロレックス用に復刻した50年代風リベットブレスを装着【OUTLINEニュース|no.30】

古典的で飾り気もないシンプルなブレスレットのため、最先端デザインのアップルウォッチとは合わないと思っていたが、実際に付けてみると落ち着いた感じでけっこう似合う

 先日、銀座のとある時計専門店の店長と話をしていたときのこと、そのときに筆者が着けていたロレックスの古いサブマリーナーに装着していた、オリジナル製作のリベットブレスレットの話になり、そのお店ではアップルウォッチ用の替えベルトも多数販売していることもあってか、その店長から「アップルウォッチにぜったい似合うと思う」とすすめられたのである。

 そこで早速、アップルウォッチに付けるためのアダプターをネットショップで購入。週末時計として筆者が所有するアップルウォッチに取り付けてみたところ、これが思った以上に雰囲気がいい。リベットブレスをアップルウォッチに装着するなんて、まったく考えもしなかっただけにまさに驚き。ということでこれについて取り上げたいと思う。

アウトライン・リベットブレスを装着した1976年製のロレックス・サブマリーナー、Ref.5513

 まず、リベットブレスレットとは何かというと、ロレックスのスポーツモデルなどを中心に1950年代半ばから60年代半ばの期間に採用されていたブレスレットである。ブレスレットのコマとコマをネジなどではなくリベットでつないでいることからこう呼ばれている。

 技術的にも進化した現代のブレスレットにはありえない仕様のため、ロレックスの通常のブレスレットよりも古典的な雰囲気がグッと強まることもあってアンティークの時計愛好家には特に人気が高く、当時のオリジナルはブレスレットだけでも数十万円もする。最近ではロレックスのファミリーブランドであるチューダーの一部のヘリテージモデルにリベット風のブレスレットが再現されて話題を呼んだ。

 そんな当時のリベットブレスレットを忠実に再現したのが、筆者がオリジナルで製作したアウトライン・リベットブレスなのである。これはロレックスの1960年代から80年代頃までのサブマリーナー、GMTマスター、そしてエクスプローラー、つまり4桁レファレンスの雰囲気に合わせられるように開発したものだ。

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