10万円アンダーの904Lスチールモデルを発表するなど、いま何かと話題を集めるルノータスウオッチの原点を振り返る。
公式サイト上で、好みの時計にカスタマイズし、気に入ったらそのままオンラインで注文するという流れ。カスタマイズの操作が非常に簡単なうえ、注文から最短3営業日で到着というスピーディーさも好評を博している
ルノータスはメテオライトや904Lスチールなど、高級時計で使用される素材を用いながらも10万円前後という手頃な価格を実現し、いまカジュアルウオッチ界で存在感を増している国産ブランドだ。
【業界騒然】最強の904Lスチールをまとったブレスウオッチが8万円台!?
話題性の高いモデルを連発している同ブランドだが、そのコレクションの主役はあくまでもカスタムオーダーウオッチ。“良質な腕時計を自由にカスタマイズして、自分だけの1本を楽しんでほしい”という思いは設立当初より変わらない。
ここで紹介する“スタンダード オートマティック38”は、ラインナップのなかで最もベーシックな機械式モデルであり、ケースカラーや文字盤、針など様々なパーツのカスタマイズが可能。その組み合わせは実に20万とおり以上というから驚きである。自分だけの1本が欲しい人やギフトとしても非常におすすめだ。
こちらは編集部がカスタムオーダーしたスタンダード オートマティック 38。“自分自身でカスタムした時計”となると、やはり思い入れも格別だ
スタンダード オートマティック 38
カスタマイズ一例。文字盤はスタンダードなタイプのほか、ムーヴメントが見えるセミスケルトン仕様のタイプから選択できる。
■(左)3万3100円。(右)2万9800円。ともにステンレンススチールケース。ケース径38mm。5気圧防水。自動巻き(MIYOTA製)
【問い合わせ先】
ルノータス TEL.0743-83-0477
https://renautus.com
文◎堀内大輔(編集部)/写真◎水橋崇行