【原材料はすべてサステナブル素材!】持続可能な時計ベルト作りを推し進める、“モレラート”の新作アイテムに注目

2021年7月1日

　イタリアの時計、宝飾店でトップシェアを誇る時計ベルトブランド、“MORELLATO（モレラート）”の新作を紹介。現在、世界中でサステナビリティについて見直されており、モレラートもまた“SAVE THE NATURE”と名付けたコレクションで、環境問題に配慮したベルトの開発、製造に取り組んでいる。

　これまでに海洋プラスチックやレザーの端材を採用したベルトを展開しているのだが、今回新たに採用したのはリサイクルペーパーやイタリアで採れた廃棄物のリンゴ。いずれも原材料を聞かないと、パッと見ではリサイクル素材とは思えないほどの高品質な仕上がりとなっており、着け心地も良好だ。時計の雰囲気を変えると同時に環境問題にも貢献できるこの取り組みに賛同してみてはいかが。

》編集部おすすめベルト1 －オリガミ

製造、流通、廃棄の過程にて高い環境基準を満たしたリサイクルペーパーが原料。質の高いベルトが出来上がる

　シックな色合いにより様々なシーンで活躍する1本。剣先がスクエアタイプという、特徴的なデザインを備えるほか、エレファントレザーを彷彿とさせる、細かいシボを備えた質感もポイント。防水性も気になるところだが、原料はジーンズのラベル（パッチ）にも使用されており、水洗いが可能という、革新的な時計ベルトだ。
■Ref.X 5480 D35。リサイクルペーパー。ベルトの取り付け幅は18、20、22、24mmの4サイズ。ベルトカラーはダークブラウン、ブルー、ベージュの3色。各4400円

　ベルト自体は少々固く、腕になじむまで時間を要するが、それほど強固に作られているということ。紙で出来ているのを忘れるほど、しっかりと作られている。

》編集部おすすめベルト2 －オーシャン

海洋汚染の原因のひとつとされている、地中海プラスチックから再生されたファブリック素材

　地中海で回収されたプラスチックを元に製作されたオーシャン。強度に優れつつ軽量であるポリエステル素材と同等の特性をもっているため、時計ベルトのほかに、アパレル産業や家具、自動車にまで採用されている。サイズ展開がメンズ、レディースともにラインナップされているのもうれしい。
■Ref.X 5446 D25。リサイクルプラスチック。ベルトの取り付け幅は14、16、18、20mmの4サイズ。ベルトカラーはブラック、ブルー、ベージュ、レッド、ピンクの5色。各5500円

　レザーベルトより軽量かつ、通気性も良いためこれからの季節にぴったり。チョイスしたブルーは、カジュアルシーンで活躍すること間違いなしだ。

》編集部おすすめベルト3 －フジ

ジュースやジャムの製造に使用されていたリンゴの一部を、時計ベルトへと昇華。様々な可能性を広げた

　モレラートがイタリアンブランドであることから、イタリアで栽培された廃棄物のリンゴに着目し原材料として使用。スムースレザーを思わせる質感と、縫い目がないすっきりしたデザインのため3針などのシンプルなデザインとの時計と相性が良い。
■Ref.X 5479 D36。リサイクルアップルファイバー。ベルトの取り付け幅は16、18、20mmの3サイズ。ベルトカラーはブラック、ブラウン、グリーン、バーガンディ、ホワイトの5色。各4400円

　コレクション名がリンゴの“フジ”ということでバーガンディをチョイス。原材料がリンゴだとは考えられないほどの滑らかな触り心地を備える。