革新的なマテリアルと斬新なデザインを追求する、スイスの時計ブランド、“RADO(ラドー)”。1962年に世界初の耐傷性に優れた“ダイヤスター”、86年にはこちらも世界初となるセラミックを使用した“インテグラル”などを手がけています。
そして2002年には世界でいちばん硬い素材である、ハイテクダイヤモンドを使用した“V 10K”を発表するなど、素材への挑戦を常に続けています。
そんなラドーの人気コレクションのひとつである“Captain Cook(キャプテン クック)”から、フェミニンなピンクをまとうレディースモデル、“Captain Cook Marina Hoermanseder(キャプテンクック×マリナ・ホーマンセダー)”が登場しました。
》力強さとエレガントさをもち合わせた新作
キャプテン クックとは1962年から68年にかけて生産され、当時かなりの人気を集めたラドーのダイバーズウオッチ。
2017年からレギュラーラインとして復活し、矢と剣を表現した時分針、極太のバーインデックスなどのディテールは当時のデザインを採用しています。
www.marinahoermanseder.com
まず今回コラボしたデザイナー、マリナ・ホーマンセダー氏について紹介します。彼女は、エッジがかかったアバンギャルドなデザインと、プレタポルテ(高級既製服)の間で見事なバランスをとりながら美の世界を追究し続けた衣服をデザインしています。
これまで、ケイティー・ペリーやレディー・ガガ、カイリー・ジェンナー、パリス・ヒルトン、ニッキー・ミナージュをはじめとした、多くのハリウッドセレブが、ホーマンセダー氏の服を気に入っているのです。
そしてこの度、稀有な素材を自由自在に使いこなすラドーと、個性的な素材を扱ったデザインが得意なホーマンセダー氏がタッグを組むことで、力強くエレガントなキャプテン クックが誕生したのです。
》ベルトが3本もついているため、プレゼントにもぴったり
アイボリーとピンクゴールドを混ぜたような、フェミニンなピンクカラーを差し色に加えたデザインが魅力の本作。ケースサイズは37mm径と、レディースモデルとしては大きく、手首に乗せるだけで存在感を放ってくれます。
最大の特徴が、3本のレザーベルトが付属していること。時計はファッションのうちのひとつと考えている多くの女性のために、スタイリングに合わせてセレクトできるうれしい仕様なのです。
なおベルトが簡単に付け替えられる、“イージークリップシステム”仕様なのも、時計の知識がない女性にとっても安心できるポイントです。
またホーマンセダー氏の作品(MHブランド)のトレードマークである特徴的なバックルを、本作のレザーベルトのバックルにも使用しているのにも注目です。
これらはすべて、彼女のロゴ入りのシリンダー型スペシャルウオッチケースに収められています。
いちばん気に入ったポイントが、付属する3本のベルトのうちのひとつが、ダブルツアーレザーベルトだということ。
筆者の手首は少々頼りなく、ブレス・ベルト問わず多くの時計が、着用した際に手首の間に隙間ができてしまいます。
ですがダブルツアーベルトであれば、ベルトを2回巻きつけるため手首へのフィット感が高く、装着感がアップするのです。これであれば、サイズ調整不要でどんな手首にも合うと思いました。
加えて、まるでアクセサリーを着けているかのような見た目になるのも、満足感が得られるポイント。男性であればプレゼントに、女性は自身へのご褒美としてぴったりです。
RADO(ラドー)
キャプテンクック×マリナ・ホーマンセダー
■Ref.R32139708。SS(37mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.R763)。28万6000円(ベルトはピンクレザーベルト、ブラックレザーベルト、ピンクダブルツアーレザーベルトの計3本付属)
【問い合わせ先】
ラドー / スウォッチ グループ ジャパン
TEL.03-6254-7330
https://www.rado.com/int_ja/