【便利な光発電×洗練の北欧デザイン】SKAGEN（スカーゲン）の最新作は、日常使いに最適なソーラーウオッチ

2021年6月4日

　電池交換の面倒がなく、環境にも優しいという点が注目され、近年需要を増やしているソーラーウオッチ。今回は、北欧デザインウオッチの代表ブランド、スカーゲンがリリースした新作のソーラーウオッチに注目。

便利なソーラー駆動と北欧デザインの合わせ技

　腕時計には様々な機能が存在するが、カジュアルウオッチのジャンルで最もデイリーユースで実用性の高い機能のひとつといえるのが光で発電を行い、動力を生み出すソーラーウオッチ。

　電池を動力とする一般的なクォーツのように定期的な電池交換の必要がないため、ストレスなく使用できるのが大きな魅力。近年は環境への負荷が少ない機構としても注目を集めている。

　北欧デンマークの自然や文化にインスパイアされたコレクションを展開する“スカーゲン”の新作“ヘンリクセン”も、そんなソーラーウオッチのひとつ。北欧で最も活動的なシーズンである夏のライフスタイルや、環境問題に対して先進的なデンマークの文化からインスピレーションを受けており、デンマークならではのミニマルデザインが魅力的だ。

　実用性の高いソーラー駆動と、幅広いシーンで着けられる洗練されたデザインを備えつつ、いずれも2万円台と手頃な価格であることもこのモデルのポイント。今夏のデイリーウオッチとして、ラインナップに加えてみてはいかがだろうか。

》“ヘンリクセン”のディテールをチェック

　メンズウオッチとしては程よいサイズ感といえる40mmのケースを採用。表面をマットなブラスト加工で統一したステンレススチールケースは、加工精度高めるためにベゼルとミドルケースを別体で成形。薄型のフォルムながらエッジを立たせたフォルムが立体感を際立たせている。また、ラグをケースの下側に配置することで、先端が裏ブタよりも下に配置されるようにデザインされているのも注目のポイント。手首とケースの隙間を少なくする効果があり、ホールド感と美観が高められている。

　直接肌に触れる裏ブタもケースと同じくマットなブラスト加工で統一されており、肌触りは良好。ヘンリクセンはメッシュブレスレット、革ベルト、ラバーベルトと、三つの仕様がラインナップされているが、いずれもピンレバー式を採用しているため、工具無しで簡単に付け換えできるのも嬉しいポイントだ。

　ケースは程よく存在感を主張しつつ、手首に納まる40mm径で、厚さ9mmと薄型のフォルムがスカーゲンらしい雰囲気を醸し出す。外周部分にベースの文字盤よりも一段高くデザインされたドット仕様のアワーリング、ベース文字盤の外周にアラビアインデックスをレイアウトしており視認性も良好。シンプルな3針だがデイト表示もあり汎用性も高い。

SKAGEN（スカーゲン）
ヘンリクセン
　実用性の高いソーラー駆動と、洗練された北欧デザインを融合させた新コレクション。レイヤード構造を採用することで、シンプルで見やすいデザインに奥行き感を加えた文字盤デザインに加え、厚さ9mmと薄型ながら、ステップベゼルを採用することで男性的でソリッドな雰囲気を生み出したケースも魅力を感じさせる。

■Ref. SKW6741。SS（40mm径）。3気圧防水。ソーラー。2万7500円