先日紹介した“FOSSIL（フォッシル）”のハイブリッドスマートウォッチHRは、腕時計としての機能を捨てることなく日常生活をサポートしてくれる、電子ペーパースクリーンタイプのスマートウオッチでした。
後編となる今回では、タッチスクリーン式の最新スマートウオッチ、“ジェネレーション 5E”を徹底レビューしていきます。
》メンズモデルとの違いは？
ジェネレーション 5Eは、最新の“ジェネレーション5”をベースに開発されたエントリーモデル。前作と違い、プッシュボタンをひとつにすることで、シンプルで着用しやすいデザインを実現しました。
メンズモデルは44mmサイズで展開され、今回紹介するレディースモデルは42mmサイズでラインナップ。
写真で比較すると、サイズ感だけでなく、淡いピンクのブラッシュカラーの純正ベルトなどの女性らしさを備えて、差別化を図っていることが分かります。
》着けるだけで手首を華やかに演出してくれる
ポイントは、ローズゴールドカラーのケースに合うよう、ケースを囲うように“グリッツ”をセッティングしている点。動かすたびにキラキラと輝きを放ち、手首を華やかに演出してくれます。
またローズゴールドカラーをまとうケースもグリッツと程よくマッチし、より女性らしさを引き出します。
文字盤デザインも自身でカスタマイズが可能です。デザインを見てみると、全面にクリスタルを配した文字盤や、アート作品のような文字盤などがあり、どれも女性心をくすぐるラインナップばかり。
今回はローズゴールドのケースとブラッシュカラーのシリコンラバーベルトに合わせて、花のモチーフがかわいい、赤が基調の3針タイプの文字盤を選んでみました。
》機能面も充実! ジェネレーション 5Eの搭載機能とは
新作は、前作同様Qualcomm Snapdragon Wear 100プロセッサとWear OS by GoogleのOSで稼働。スマートウオッチに一般的に搭載される定番機能である、歩数、心拍の計測、スマートフォンと連携した通知の受け取りや、音楽のコントロールも可能です。
加えてジェネレーション 5Eでは電力消費を最適にし、バッテリーの持ちを高めたスマートバッテリーモードも搭載し、実用性を高めています。
さらにフォッシル独自の新しいウェルネスアプリも装備。より効率的にアクティビティーを記録したり、睡眠トラッキング、VO2 Max（カーディオフィットネスレベル）の推定値の確認もできるのです。
さらに左側面にはスピーカーを備えているため、Googleアシスタントの音声検索や、電話の着信に返答することが可能。これ1本で計測から通知、返答ができる、まさにスマートな仕様に驚きです。
》実際に使ってみた感想は？
選択肢の多い文字盤デザインは、変えるだけで時計の雰囲気をガラッと変えることができ、その日のコーディネイトの幅も広げてくれます。実際休日には写真以外の文字盤にして、気分に合わせてデザインを楽しんでいました。
また女性がよりスマートウオッチを楽しめるように、フェミニンなデザインをまといつつ、ジェネレーション5の主要な機能の維持、フォッシル独自の新しいウェルネスアプリを備えているのも魅力に感じました。前作と比べ、ケースを小さめに作りガジェット感を軽減し、気軽に着けられるようになった点もポイントです。
搭載機能はおろか、女性らしいディテール、ダウンサイジングされたケースサイズで実用性も追求したジェネレーション 5Eは、女性が初めて買うスマートウオッチとして最適なモデルと言えるでしょう。
FOSSIL（フォッシル）
ジェネレーション 5E
■Ref.FTW6066。SS（42mm径）。泳げる防水（3気圧相当）。充電式。3万1900円
文◎松本由紀（編集部）／撮影◎水橋崇行
【問い合わせ先】
フォッシルジャパン
TEL.03-5992-4611
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