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【日本だけの別注仕様!?】50年代の3針時計を再現した“ROTARY(ロータリー)”の復刻モデル

 コストパフォーマンスに優れた実用時計ブランド、“ロータリー”から、過去の名作を再現した復刻シリーズの日本別注モデルが登場。

》チャコールグレーのアリゲーターベルトが高級感を醸し出す

 1895年にスイスのラ・ショー・ド・フォンで創業。1905年に英国に拠点を移し、第2次世界大戦では英国陸軍の公式サプライヤーを務めた歴史を持つROTARY(ロータリー)。現在は英国のクラシックスタイルを踏襲したコストパフォーマンスの高いコレクションを展開しており、イギリスで最も愛用されるデイリーユースの時計ブランドとして、時計好きからも支持を集めている。

 このモデルは、そんなロータリーのアーカイブから、過去に製造していた名作を復刻したヘリテージコレクション。1950年代のスモールセコンドモデルがベースになっており、復刻にあたって3針仕様にアレンジしつつ、視認性を高める文字盤の十字線、アラビアインデックスなど、特徴的な意匠が継承されている。

 すでに発売されている通常の限定モデルはシルバーケースと型押しのブラックレザーベルトの組み合わせなのだが、この日本別注モデルでは、チャコールグレーのアリゲーター本革ベルトを採用。型押しのベルトとは一味違う、アリゲーターベルトの質感が、高級感をプラスしている(型押しのブラックベルトも付属)。限定モデルのため、日本での販売数はごく少数。気になった人は早めにチェックしておこう。

》オリジナルモデルと復刻モデルを比較してみよう

 1950年代のスモールセコンドモデル(左)がベース。復刻モデル(中央)は現代のニーズに合わせて3針にアレンジされているが、インデックスのフォント、文字盤を四分割した十字デザインなど、アイコンとなる意匠を継承。シルバーケースとブラックの型押しベルトというスタンダードなスタイルに仕上げられている。

 今回、発売する“日本別注モデル(右)”は復刻モデルをベースにしつつ、本革のアリゲーターベルトを採用することで高級感が格段にアップ。しかもグレーの色合いがモダンな雰囲気をプラスしているのが魅力だ。

》クラシックな文字盤デザインが魅力的

 サイズは40mmで、厚さは約12.8mm。自動巻きムーヴメントを搭載しているのでやや厚みのあるフォルムだが、それが逆に程よく存在感を主張。ドーム風防、ベゼル、ラグと、曲線を描くフォルムが美しい。ケース、ベゼルともに表面の加工はポリッシュ仕上げを採用。ドーム形に成形されたミネラルガラス風防が当時のモデルの雰囲気を再現している。

 ムーヴメントは自動巻きのCal.Miyota821Aを搭載。裏ブタはシースルーバック仕様になっており、ゼンマイを巻き上げるローター、規則正しく反復運動するテンプの動きや、機械式ムーヴメントならではの機能美を楽しめる。

》編集部のおすすめモデル
ROTARY(ロータリー)
ヘリテージ3針シルバー“日本別注”モデル

 ロータリーが1950年代に製造した名作を復刻したヘリテージコレクションの日本別注モデル。通常の限定モデルは、シルバーケースとブラックベルトの組み合わせだが、このモデルでは、時計界でトレンドとなっている“グレーカラー”を取り入れて、チャコールグレーのアリゲーター本革ベルトを採用している(型押しのブラックベルトも付属)。

■Ref.GS05125/04L。SS(40mm径/本革アリゲーターベルト・型押しブラックベルト付属)。5気圧防水。自動巻き(Cal.Miyota821A)。6万500円

【問い合わせ先】
イクスピアリ
TEL.047-305-2551
販売サイト:タイムギアオンラインショップ
https://timegear-onlineshop.com

 

文◎船平卓馬(編集部)

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