東西ドイツ統一を果たした1990年10月3日。今年はそれからちょうど30年目となる。そこで現在開催中の第23回日本橋三越ワールドウォッチフェアでは10月27日(火)まで「ドイツ時計フェア2020」も同時開催している。
実のところ6月に開催されて大好評だった企画で、今回はさらに参加ブランド数が増えて全20ブランドとなった。クロックから腕時計まで一度にこれだけのドイツ時計が見られるのはまさにここだけ。時間があればぜひ会場に立ち寄って、ドイツ時計の魅力に触れてみてはいかがだろう。
■開催概要
・開催期間: 10月27日(火)まで
・開催場所:日本橋三越本店本館6階ウォッチギャラリー
・問い合わせ先:03-3241-3311
・参加ブランド(アイウエオ順)
【腕時計】A.ランゲ&ゾーネ、ヴェンペ、クドケ、グラスヒュッテ・オリジナル、ダマスコ、トーマス・ニンクリッツ、チュチマ・グラスヒュッテ、D.ドルンブルート&ゾーン、ノモス・グラスヒュッテ、ハンハルト、ヘンチェル、ポルシェデザイン、モリッツ・グロスマン、ユンハンス、ラコ、ラング&ハイネ
【クロック】ウルゴス、エルウィン・サトラー、キニンガー、ヘルムレ
10月25日(日)15時からインスタライブを配信
なお、10月25日(日)15:00からは、業界初のドイツ時計専門誌「ドイツ腕時計」を4号にわたって出版した、当サイト、総編集長の菊地吉正が「なぜ、グラスヒュッテはドイツ高級時計の聖地と呼ばれるのか」をテーマに、ドイツ・グラスヒュッテ時計産業の歴史についてのインスタライブが「日本橋三越本店公式Instagram」で行われる。
菊地吉正(KIKUCH Yoshimasa)
「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。2013年にはMOOKとして業界初のドイツ時計専門誌「ドイツ腕時計」を刊行。出版した第1〜4号はすべてドイツ国立図書館にドイツ語に翻訳されて収蔵されるなど高い評価を得た。なお2018年からは紙からデジタルに移行、ドイツ時計専門のWEBマガジン「GERMAN WATCH.jp」として情報発信を続けている。
文◎編集部