待望の新作は1940年代に製造された軍用時計をモチーフに採用
近年、新ブランドの誕生が相次いでいる日本の時計業界。“クオ”は、そんな国産時計のなかでも独特なコンセプトを採用した注目ブランドのひとつだ。
2020年に京都に誕生したばかりの、新進ブランドなのだが、“クラシックデザインの魅力を京都から世界へ”というコンセプトのもと、どこか懐かしさを感じさせるアンティークスタイルの腕時計を製作。ミネラルガラス製のドーム風防を備えた35mmケース、スモールセコンドを搭載した第1弾“オールド スミス 90-001”は、目の肥えた時計好きからも高い評価を獲得している。
今回注目したオールドスミス90-002は待望の第2弾。1940年代から70年代にイギリス軍で採用された軍用時計をモチーフに、視認性を重視した太めのアラビアインデックスと時分針、オレンジがかった蓄光塗料、表面を荒らしたマット仕上げの文字盤など、当時の軍用時計の佇まいを見事に再現している。2万円台という価格でこの質感と佇まい。大人のデイリーウオッチとして、おすすめしたい良作といえるだろう。
》レトロな雰囲気を醸す、こだわりの意匠をチェック
外周のレイルウエイトラックと時分秒針には、オレンジの夜光を塗布して経年変化を表現。表面を荒らした文字盤、アップライトのアラビアインデックスが、アクセントを加えている。
軍用ベースのデザインながら、あえて35mmのケースには鏡面仕上げを採用。無骨さのなかに上品さをプラスし、ジャケパンなど、ビジネスカジュアルでも使用できるデザインとなっている。
ラグを含めて、時計全体が手首の内側に納まる程よいサイズ感も魅力のひとつ。NATOベルトは一般的なナイロンベルトに比べて、少し柔らかい質感のため、購入直後ストレスなく着けられる。
》編集部のおすすめモデル
KUOE(クオ)
OLD SMITH 90-002
アンティークの軍用時計を思わせるデザインを採用したクオの最新モデル。アイボリー、ブラック、ダークネイビー全3色をラインナップし、一般発売に先駆けて、7月17日(金)から8月30日(日)まで、クラウドファンディングサイト国内最大手のMakuake(マクアケ)で先行発売が開始されている。
■(左)ブラック。(右)アイボリー。SS(35mm)。日常生活防水。自動巻き(SEIKO製Cal.NH35A)。各2万2800円
ダークネイビーもラインナップ。レトロな雰囲気を醸しつつ、程よいバランスでトレンド感をプラスしたデザインが魅力的だ。
■ダークネイビー。SS(35mm)。日常生活防水。自動巻き(SEIKO製Cal.NH35 A)。2万2800円
【Makuake(マクアケ)で先行発売を実施中】
クオの最新作“OLD SMITH 90-002”は、一般発売に先駆けてクラウドファンディングサイト“Makuake(マクアケ)”で8月30日(日)まで先行発売プロジェクトを実施中。一般発売予定価格から最大で15%OFFという、クラウドファンディングだけのお得な価格で手に入れるチャンスだ。
【購入サイト:クオ“Makuake”支援ページへ】
【問い合わせ先】
クオ グローバル(info@kuoe-jp.com)
公式サイト:https://www.kuoe-jp.com
文◎船平卓馬(編集部)