G-SHOCKでは毎年(というか、むしろほぼ毎月)多くの新作が発売されている。
それらはファッショントレンドなどをいち早く取り入れた新色展開のみならず、モデルバリエーションも実に多様だ。
こうした多彩なラインナップ展開がファンを飽きさせない理由のひとつであることは確かなのだが、一方であまりにもラインナップが多いがゆえに、どれを購入していいか迷ってしまう人もいるのではないだろうか。
そこで今回は、カシオ計算機の協力のもと、2020年上半期にリアルに売れたG-SHOCKを調査。その人気モデルのベスト10を選出した。
まずは6〜10位までのモデルを紹介していくので、ぜひチェックしてみてほしい。
今回はベスト6〜10までを発表!
》第6位 DW-5600E-1
90年代に大ヒットした“スピードモデル”の正統後継機
■樹脂ケース&ストラップ。ケースサイズ42.8×48.9mm。20気圧防水。クォーツ。1万2100円
G-SHOCKの定番として知られるスクエアケースの5600系には多彩なバリエーションが存在する。
そのなかで高い支持を獲得したのが。1990年代に俳優のキアヌ・リーブスが映画『スピード』で着用し、日本で爆発的な人気を博したDW-5600C-1V、通称“スピードモデル”の正統後継機だ。ELバックライトを搭載することを示す“FOX FIRE”の表示など、基本デザインをほぼ変えておらず、いまも安定の人気を誇るモデルだ。
》第7位 GA-100CB-1AJF
ブルーカモ柄とビッグフェイスの合わせ技で抜群の存在感
■樹脂ケース&ストラップ。ケース径51.2mm。20気圧防水。クォーツ。1万6500円
文字盤に人気の高いブルーを基調としたカモフラージュ柄を大胆にデザイン。これと併せて50mmオーバーのビッグフェイスで抜群の存在感を発揮するGA-100CB-1AJFが7位を獲得した。
ケースからストラップにかけて艶出しコーティングを施すなどかなり主張の強いデザインだが、ファッション性が強調されたデザインでカジュアル使いしやすい点が人気の理由。ちなみにこのモデルもG-SHOCKのなかで安定的な人気を誇るロングセラーだ。
》第8位 GA-110-1BJF
手首を引き締めるクールなG-SHOCK
■樹脂ケース&ストラップ。ケース径51.2mm。20気圧防水。クォーツ。1万6500円
迫力あるビッグフェイスと歯車状のパーツを組み上げたシャープな文字盤デザインが、海外でも人気の高いGA-110シリーズ。
8位は同シリーズでもメカニカルな文字盤とモノトーンのカラーリングのコンビネーションで精悍さが際立つブラック×ネイビー仕様だ。
全体的に濃い色合いだが、インデックスにシルバー色を採用することでクールな印象をプラス。さらに樹脂ケースのため、サイズに対して軽量で装着感が快適というのも支持される理由だ。
》第9位 AWG-M100A-1AJF
適度なサイズ感を実現したミドルサイズ
■樹脂×ステンレススチールケース、樹脂ストラップ。ケース径46.4mm。20気圧防水。クォーツ(電波ソーラー)。2万6400円
G-SHOCKのベーシックシリーズとして展開されるデジアナ・電波ソーラーモデルのなかでも、このAWG-100シリーズはケースサイズがそれほど大きくない、適度なサイズ感が人気を博している。なかでも人気はブラック×ブルーのカラーコンビネーション仕様。
メタル製ベゼルでありながら鮮やかさを抑えた独特なブルーカラーがファッショナブルなのと、ステンレススチールが用いられており優れた強度を実現している点が支持を得た。
》第10位 GAW-100B-1A2JF
鮮やかなブルーベゼルが個性を主張
■樹脂×アルミケース、樹脂ストラップ。ケース径52.5mm。20気圧防水。クォーツ(電波ソーラー)。2万7500円
コレクションのなかでもひと際大きい52.5mm径ケースを持つビッグフェイスモデル。
9位のAWG-100シリーズとよく似たフェイスデザインだが、ケースや文字盤がより立体的な造形となったダイナミックな意匠で、タフネスウオッチらしい無骨さが強調されている。
またベゼルは鮮やかな発色となったアルミ製で、メリハリが利いたカラーリングもポイントだ。
次回は、2020上半期の人気G-SHOCKの1〜5位までを発表するので、お楽しみに。
文◎堀内大輔(編集部)
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