東西ドイツ統一を果たした1990年10月3日。今年はそれからちょうど30年目になるアニバーサリーイヤーだ。そこで日本橋三越本店本館6階ウォッチギャラリーではそれに先立って、本日6月17日(水)から7月7日(火)までの21日間、「ドイツ時計フェア2020」を開催する。
今回の開催にあたっては、我々Watch LIFE NEWS編集部が運営するドイツ時計専門のウエブマガジン「GERMAN WATCH.jp」も構成に協力、ブランド解説やフォトギャラリーなどのお手伝いをさせていただいた。
全17ブランドと、クロックから腕時計まで一度にこれだけのブランドを見られるのは、ほかではほとんどないこと。時間があればぜひ一度立ち寄ってみてほしい。
■開催概要
・開催期間:6月17日(水)から7月7日(火)
・開催場所:日本橋三越本店本館6階ウォッチギャラリー
・問い合わせ先:03-3241-3311
・参加ブランド(アイウエオ順)
【腕時計】A.ランゲ&ゾーネ、ヴェンペ、クドケ、グラスヒュッテ・オリジナル、ダマスコ、トーマス・ニンクリッツ、D.ドルンブルート&ゾーン、ノモス・グラスヒュッテ、ヘンチェル、ポルシェデザイン、モリッツ・グロスマン、ユンハンス、ラング&ハイネ
【クロック】ウルゴス、エルウィン・サトラー、キニンガー、ヘルムレ
6月20日(土)15:00からインスタライブを配信!
なお、6月20日(土)15:00からは、業界初のドイツ時計専門誌「ドイツ腕時計」を4号にわたって出版した、弊社、総編集長の菊地吉正が「ドイツ時計に個性をもたらした2大産地の存在」をテーマに、ドイツ時計の歴史についてのインスタライブが「日本橋三越本店公式Instagram」で行われる。
●菊地吉正プロフィール
時計専門の出版社、シーズ・ファクトリーの代表兼総編集長として「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。2013年にはMOOKとして業界初のドイツ時計専門誌「ドイツ腕時計」を刊行。出版した第1〜4号はすべてドイツ国立図書館にドイツ語に翻訳されて収蔵されるなど高い評価を得た。なお2018年からは紙からデジタルに移行、ドイツ時計専門のWEBマガジン「GERMAN WATCH.jp」として情報発信を続けている。
また近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらに1940〜60年代の雰囲気を再現した時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」も自らが立ち上げるなど、出版だけでなく時計に特化した関連事業を幅広く展開している。
文◎松本由紀(編集部)