月刊G-SHOCK

【月刊G-SHOCK】no.002|「5万円オーバー」の格上げメタルG-SHOCKの人気BEST 5

 カシオ計算機協力のもと、毎月、トレンドや季節、予算などといったテーマ別に“G-SHOCK”の人気モデルBEST5を紹介する【月刊G-SHOCK】。
 2回目となる今回は“5万円オーバー”の格上げモデル、メタル系“G-SHOCK”の人気BEST5を発表する。

格上げメタル系G-SHOCK。
人気モデルのベスト5を大発表!

 G-SHOCKと言えば“樹脂製”というイメージが強いが、2018年にリリースされたGMW-B5000Dは、強烈なインパクトを時計ファンに与えてくれた。
 フォルムはいわゆる“5000系”と呼ばれる初代G-SHCOKを踏襲しながら、素材にフルメタル、ステンレススチールを採用することでイメージを一新。メタリックな質感をまとったことで高級感が強調され、G-SHOCKファンだけでなくファッション通の支持も得て、新たなG-SHOCK需要を引き起こしたのだ。

 もちろんそれまでも外装にメタル素材を用いたG-SHOCKはリリースされていたのだが、GMW-B5000Dは誰もが知っている定番G-SHOCK直系だけにインパクトは強烈。このヒットを受けてメタルG-SHOCKの注目度は俄然アップし、様々なラインに派生し、わずか2年ほどで大きなトレンドとなっている。

 G-SHOCKの最大のポイントである耐衝撃性の高さは、モジュール部分と樹脂製のケースが点で接する中空状態を採用したことで実現されているのだが、クッション性のある樹脂に比べるとメタルは衝撃がダイレクトにモジュールに伝わってしまう。
 そのためメタルG-SHOCKでは、モジュールとケースの間にファインレジン緩衝体を挟むなど、耐衝撃構造を新たに見直した設計がなされており、そのタフネスさをキープしている。素材が変わっても堅牢性を維持する設計へのこだわりは、さすがG-SHOCKという感じだ。

 「学生時代によく使ってたな~」なんて懐かしく思い出している30~40歳代の人も、おそらく実物を見るとグッと心引かれるのではないだろうか。
 時計としての高級感がアップしたことで、オトナがつけていてもまったく違和感がなく、合わせられるファッションの幅も大きく広がったのである。
 人気の中心はステンレススチールのメタル感を生かしつつ、赤などの差し色を使ったモデルだが、ゴールドやマットなブラックなど意欲的なカラーリングも目立っている。なによりメタル独特の存在感と完成度が強烈なので、G-SHOCKとしてはやや高めのプライスもむしろお買い得と感じるはずである。

 今回は、そんなメタル系G-SHOCKをクローズアップ。人気ベスト5を紹介しよう。

 

》人気BEST 1
GMW-B5000D-1JF
 ステンレススチールを全面に使用したことで、定番デザインのG-SHOCKがさらに引き締まった顔つきにブラッシュアップ。モジュールだけでなくブレスレットの接合点なども見直し、落としたときも簡単には壊れないG-SHOCK本来のタフネス設計はしっかり継承。
 世界6局の標準電波を自動受信するマルチバンド6やスマホとのリンク機能、電池交換不要なフルソーラー機能など、実用時計として最高峰の機能を網羅しており、幅広いシチュエーションで活躍してくれそうだ。
■Ref.GMW-B5000D-1JF。ステンレススチールケース(49.3×43.2mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ。6万6000円

 

 

》人気BEST 2
MTG-B1000XBD-1AJF
 ここ数年で高級時計ブランドが中心に競って取り入れている素材がカーボンである。このMT-Gは、随所にメタルパーツを採用した樹脂ケースに、大きめのベゼルにカーボンを合わせ、存在たっぷりのデザインに仕上げている。カーボンは切削などの加工が難しい素材だが、このモデルでは圧着による高度な加工で平織り風のパターンを採用しており、そこに赤のラインを重ね合わせることでスポーティブな雰囲気を強調。
 スマホと連携する専用アプリ“G-SHOCK Connected”や世界6局の標準電波対応エリアで自動的に時刻を調整してくれる電波受信機能、ワールドタイム機能など、実用性の面でもその完成度は申し分ない。
■Ref.MTG-B1000XBD-1AJF。樹脂×カーボンケース(55.8×51.7mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ。14万8500円

 

 

》人気BEST 3
MTG-B1000D-1AJF
 ハイスペックかつ高級感あるデザインが身上のMT-Gシリーズのなかでも、Bluetooth対応などの先進機能を搭載しつつ、ややコンパクトにまとめたMTG-B1000Dシリーズのメタルモデル。文字盤だけでなくケースサイドやブレスレットにも差し色の赤を効かせており、精悍なテイストを強調している。
 ブレスを接続するカン足、ベゼルと裏ブタを連結するパイプで箱型のフレームを構成してモジュールを保護する“新コアガード構造”を採用するなど耐衝撃設計も見直しているほか、ケースサイズも従来モデルよりダウンさせることで、ビジネスシーンでの使用にも違和感がなくなっている。
■Ref.MTG-B1000D-1AJF。樹脂×ステンレススチールケース(55.8×51.7mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ。11万円

 

》人気BEST 4
GMW-B5000GD-9JF
 ベースモデルは1位のGMW-B5000Dだが、こちらは全面にゴールドIP加工を施したオールゴールド仕様。素材はステンレススチールで、そこにやや渋めのゴールド塗装を施している。ゴールドというと嫌味な雰囲気になりそうだと敬遠する人も多いが、このモデルは絶妙のトーンに、ストリート感の高い5000系のスタイリングも相まって、かなりポップな仕上がり。
 2018年のリリース以来、店頭でも安定した人気を誇っているモデルだ。もちろんマルチバンド6やスマホリンクなど、機能面も充実している。
■Ref.GMW-B5000GD-9JF。ステンレススチールケース(49.3×43.2mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ。7万4800円

 

》人気BEST 5
GMW-B5000GD-1JF
 4位のゴールドモデルのカラバリバージョンで、こちらはオールブラックIP加工モデル。ブラックIPはイオンプレーティングと呼ばれるメッキ処理を利用した塗装の一種で、非常に薄膜なのに剥がれにくく、色味も高級感があるため高級時計にもよく使われている。マットな塗装の下に施されたヘアライン仕上げも効いており、液晶部分もブラックの反転仕様にしているために、非常にマッシヴな仕上がり。
 樹脂ケースのブラックと比べると質感はかなりリッチで、オトナ向けG-SHOCKの新たな定番として注目を集めているモデルだ。

■Ref.GMW-B5000GD-1JF。ステンレススチールケース(49.3×43.2mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ。7万4800円

 

構成◎堀内大輔(編集部)/文◎巽 英俊/情報協力◎カシオ計算機

 

【問い合わせ先】
カシオ計算機 お客様相談室 TEL:03-5334-4869
https://g-shock.jp

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