アンティークファン
感涙の古典顔 !
バルチックはヴィンテージウオッチコレクターを父にもつエティエンヌ・マレク氏が立ち上げたフランスの新興ブランド。その父は非常に熱心なコレクターであり、一度手にした時計はノートにその詳細を記録。写真や特徴、購入価格、トレード履歴などを詳しく記していった。
バルチックのコレクションはマレク氏の父が残したその“時計収集ノート”からインスピレーションを得ていることが特徴。ラインナップしている時計は絶妙なヴィンテージ感を醸し出していて、過度な装飾やアレンジは一切加えられていない。同氏曰く「時代を超越する時計はシンプルでなくてはならない。我々はヴィンテージウオッチのアプローチを参考に、時計を製作しました」とのこと。ブランドを本格的に始動させるキッカケとなったクラウドファンディングサイト“キックスターター”でも大成功を収めている。
代表作、BICOMPAXは1940年代の時計をモチーフにしたクロノグラフモデル。趣のある文字盤デザインだけでなく、ステップベゼルやリーフ針、ドーム形風防などアンティークファンをニンマリさせる古典的なディテールが秀逸だ。
代表作、BICOMPAXは1940年代の時計をモチーフにしたクロノグラフモデル。趣のある文字盤デザインだけでなく、ステップベゼルやリーフ針、ドーム形風防などアンティークファンをニンマリさせる古典的なディテールが秀逸だ。
バルチックの[語りドコロ]
<ヴィンテージウオッチのスタイルを忠実に再現>
写真は創業者マレク氏の父が残した“時計収集ノート”。収集した時計は写真とともに、詳細が書き添えられている。クロノグラフモデル“BICOMPAX 001”はこのノートに登場する時計を再現したモデルだ。ちなみにマレク氏も父の影響を受け、ヴィンテージウオッチの愛好家だと言う。
BICOMPAX 001
1940年代の美しいデザインを参考にしたボルチックのファーストコレクション。横目の2レジスタークロノグラフで、搭載するのはヴィーナス175の設計をコピーしたシーガル社のCal.ST-1901。機械式クロノグラフにもかかわらず40㎜弱というコンパクトなサイズを実現させた。泡のように膨らんだドーム形風防はヴィンテージ風ウオッチのマストデザインであり、程よいアクセントになっている。
■SS(38㎜径)。 5気圧防水。手巻き(Cal.ST-1901)。520ユーロ(日本円で約6万7000円)
■SS(38㎜径)。 5気圧防水。手巻き(Cal.ST-1901)。520ユーロ(日本円で約6万7000円)
HMS 001
こちらはスタンダードな3針モデル。BICOMPAX 001と同じく、1940年代の時計をイメージしているため、ステップベゼルやドーム形風防、リーフ針を採用していることが特徴だ。ムーヴメントは日本のMiyota製。通常、裏ブタは閉じられているが、30ユーロ追加するとシースルーバックにしてくれる(BICOMPAX 001も同様)。
■SS(38㎜径)。 5気圧防水。自動巻き(Cal.Miyota821A)。320ユーロ(日本円で約4万1000円)
■SS(38㎜径)。 5気圧防水。自動巻き(Cal.Miyota821A)。320ユーロ(日本円で約4万1000円)
【BRAND DATE】
BALTIC/バルチック
■URL=https://baltic-watches.com
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